mixiユーザー(id:6486105)

2016年01月27日20:34

202 view

夜の余韻が朝まで

 サッカー日本代表U23がロスタイムで劇的ゴールをあげてタイムアップ。監督と選手のインタビューを聞き終わって掛け時計を見ると午前零時半だった。入眠剤一粒を飲んで自室に戻り、電気敷毛布のスイッチを入れる。
 実力的にはアジアで4、5番手の実績で、私も不甲斐ないチームだと見ていただけに、嬉しい予想外だった。やればできるじゃないか、という根性論ではなくて、個々の選手の力の総和はチーム力とイコールではないという事実が嬉しかった。監督とコーチ、スタッフ、そして選手の力がひとつに結集した結果だと思う。
 朝刊は田舎なので結果まで含めた記事ではない。東京の最終版であれば午前1時までに起こった事件やスポーツの結果が報じられるのだが、案の定、前半が終わった時点での内容だった。「久保先制G」の見出し。勝ったから記事は白々しく感じない。朝の時点でもまだ昨夜の感動の余韻が残っていた。女とベッドを共にして爽快なシュートを放ち、そのまま朝を迎えたときのようなもんだ。事実、原川の放った一撃はネットの奥に突き刺さった夢のようなシュートだった。
 今日も元気でいたい。
 午前中からリライトの続きを始めることができた。頭を(ちょっと)酷使すると、体がコーヒーを欲しがって困った。カフェインの取り過ぎを諫める記事が昨日の朝刊にあったので、3杯目はチャイを作って飲んだのだが、濃く淹れた紅茶というのはカフェイン量がコーヒーと大差ないんだよな。
 ラズリと午後3時に3度目の散歩。路地裏にある古ぼけた昭和のアパートを横目にして、建物を正面からモノクロームで撮影できれば雰囲気のある写真になる、などと思う。が、横向きに建っていてすぐ前は個人宅なので不可能だ。そのうち、自転車で行ける範囲内で昭和な建築物を探してみよう。若い頃はいかにも堅牢にして清潔そうな鉄筋の建物が好きだったのに、いつの間にか木造モルタルのレトロなアパートに親近感を覚えている。あるいは昭和30年代にはそこかしこにあった日本家屋が、住み心地を考慮にいれなければいい風景だと思うようになった。
 夕方、いやいや奥の細道を「写経」する。毎日思うことだが、足腰が弱ったジジイの旅行メモのどこか面白いのだ。この紀行を高く評価している人は数知れず多いのでケチをつけちゃダメなんだろうけど、日本のこころを大切にする党の議員にでも訊いてみたい思いが強い。奥の細道が駄文じゃない理由と芭蕉の魅力について。
 しかしつまらなくても止めるには至ってない。学校の授業と同じ理屈で、毎日ペン字練習をすることで少しは字が上達するだろうし、つまらない古典を最後まで読み通すことも必要だから。インドのガンジーが頑張るのは世界を変えるためじゃなくて自分を変えるためだ、世界が変わったって自分は変わらないんだから、というようなことを言ってたが、確かに自分を変えようと思ったら努力以外に方法はない。世界が大きく進歩しても私まで進歩させてくれるはずもない。なんでこんなところでいきなり、ガンジーの考えが蘇ってきたんだろう、ああ、こわ〜。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年01月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31