mixiユーザー(id:6486105)

2015年03月18日21:39

563 view

とうとうみつけた! 神谷千尋さん「光の島」

 朝10時半、胃薬と睡眠薬を処方してもらうため、かかりつけの病院へ。医師から「歯の痛みはどうなりましたか?」と尋ねられたので、この間の事情を話す。痛みが出ると鎮痛剤を服用してごまかしている対処法がよくないことは知っている。大船の耳鼻咽喉科で診察することを勧められたので、桜の季節になっても治らない場合は行ってみよう、と思う。
 今日の夕方、嬉しい瞬間を味わった。達成感と満足感を同時に得ることが出来た。
 1月24日の正午前、レンタカー屋から那覇空港に向かう送迎マイクロバスに乗っていた。レンタカーの受け渡し場から空港ビルまで約10分。マイクロバスは「コ」の字に道角を曲がりながら走って行く。レンタカー屋が作った宣伝用テープが車内で流されていたが、ほとんど耳を傾けていなかった。窓から街並みや空を子どものような目で眺めながら、沖縄を離れる一抹の寂しさを感じていた。
 そのオリジナル・テープのなかの一曲。初めて聴く女性ボーカルの歌で、沖縄の歌い手なのか本土のシンガーなのかも判然としないゆるやかな和製ポップスだ。その歌の良さに気が付いたのは曲の途中からで、1分かそこらで歌は終わってしまった。
 バスを降りる際、運転手とアテンドの店員それぞれに流れていた女性ボーカルの歌と歌手名を訊ねたが、共に知らなかった。一人は「ぼくが知りたいくらいです」などと答える。沖縄県民はてーげー(ゆるい)だというから、レンタカー屋の責任者に訊いたとしても「誰なんでしょうねぇ?」と言われそうな気がする。
 その時点で私の頭に残ったのは、「♪島へ」「♪きっとゆける」という2箇所の歌詞の欠片と、さびの旋律だけ。着いた空港で飛行機待ちの1時間弱の間、座席を確保したり土産物店を見たりしていると、頭の中に靄っているメロディがリフレインする。曲名でも歌手名でもいいから知りたいな。
 それからだ。
 毎日のように曲探しでYouTubeにアクセスし、「沖縄+女性歌手」「那覇+歌姫」「沖縄+きっとゆける」というような検索ワードを打っては、10代から30代の女性ボーカリストの動画を聴いた。もう少し歌詞を長く覚えていたらGoogleでひっかけられるのだが、「きっとゆける」程度では話にならなかった。
 数週間くらいが経った頃、一度諦めかけた。理由は、頭から徐々に覚えていた旋律が溶けて出していったからだ。16小節くらいのメロディの半分が消えた感じ。このまま1カ月2カ月と時が経つと、ほぼ全てが消えるのだろう。
 しかし、諦めきれなかった。レンタカー屋に電話をすることを何度か夢想した。最後の手段はある。だから、メロディすべてが記憶から消えるまで、続けてみよう。
 2月が終わり、3月も大震災の日を越えた。幸いなことに、メロディはかろうじて一部、口ずさめるくらいに残っている。
 昨夜も夜12時前、YouTubeでしばし音楽を楽しんだ。沖縄の歌から次々に関連動画を開いていくと、岡林信康に行き当たり、大好きだった「私たちの望むものは」と「自由への長い旅」を聴いて寝た。当時のライブ映像で岡林を見たら、一瞬、彼の顔に麻原ショウコウの表情をみつけた。中学・高校は社会への反抗と変革、そして何より自由を求めるムーブメント全盛の時代で、自分にあっては本当によかったと心底思う。
 で、今日の午後3時半前後だと思う。まだ読んでる与那原恵さんの本に出て来る沖縄民謡を聴きたくてYouTubeにアクセスし、琉球に伝わる古い子守歌を2回聴いた。
 そのあと、また例の曲探しで2、3の動画を見た。たぶんCDジャケットの写真を背景に使っただけのMP3動画で、「おや?」と感じた。記憶の底にある声が微かに似ている。
 神谷千尋さんという沖縄の歌い手だった。
 順々に慌ただしくクリックして20秒聞いては次へと進み、10曲目くらいだった。とうとう探し当てた。約2カ月、徒労に終わる可能性が高いと思いつつ、時間があることをいいことに宝物探しをしたら、これがあったのだ。
 あまりに嬉しくて、珍しくコメントを書き込んだ。



<神谷千尋さんのHPから抜粋>
沖縄本島に一番近くきれいな島“津堅島”(ツケンジマ)は何もない事が一番の魅力。父親は三線の師範で母はその父が奏でる三線で歌う音楽一家に生まれた神谷千尋。また千尋の家は民宿:神谷荘を営んでおり、夜ごと繰り広げられる琉球民謡の宴の中、自然と歌・民謡が好きになった。伯父であり民謡歌手である神谷幸一の元で本格的に琉球民謡を習い、その才能はすぐに民謡界でも認められ、高校三年生の時に琉球民謡協会コンクールで最高賞を受賞。島唄のルーツを追求する中で、一度聴けば必ず惚れ込む歌声が話題となり“若手No.1の唄者”として、これまで数多くの作品をリリース。
“沖縄の良さは人で心であり、やさしさや温かさ、ゆっくり流れる時間そして青く大きな自然なんです”その素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらいたいと思い、千尋は日頃から感じている気持ちを自然体に表現し語りかけ、透き通った歌声で描くスタイルは癒しと笑顔を与えてくれる。
4 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年03月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031