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2025年11月21日20:21

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ダメ人間が再起を賭けるその第一歩 in 東戸塚

 11月21日金曜日。
 午後イチで画家の友人と東戸塚駅近くの大型商業施設で待ち合わせ。山中湖滞在中、彼から「会いませんか?」とメッセージが入っていたので応じたのだが、その理由がわかった。
 午後1時、ざわつくフードコートのテーブル席で、彼ははなまるうどん、私は札幌の味噌ラーメンを食べながら、雑談から始めた。
 食べ終わったところで彼はスケッチブックを取り出し、「詩人全集のカバー絵を描いてみたんですけど」などと言いながら1枚目の絵を私に見せてくれた。
 2週間くらい前だった。彼に詩人が住みついた四尾連湖の寄りと引きの写真などを送り、ようやくこれから全集の装幀に思いを馳せるところまで来た、などと近況を報告した。これには私なりの(腹黒い)計算があって、絵描き業から逃げてばかりのダメ男がここで一発本気になって、カバー絵を描くという挑戦をしてくれないものだろうか、という意図を持っていた。しかし一方で私自身、どういうカバーにしたいのかが全然わかっていなくて、彼のような読書家がどういうカバーにしたいか、というクリエイティビティーに興味津々でもあった。彼は芸大を卒業しているくらいだから、絵の技術や本などのデザインも学んできたはずで、内心、彼を信頼し、応援している。
 だから、たとえ絵がどうあれ、私と会うことになってからの数日間で、彼が絵筆をとったことが嬉しかった。
 彼の絵を見た。自分が思い描くイメージとちょっと違っていた。が、デザインに正しいも正しくないもない。また、私はあまりに詩人の文章に対してのめり込み過ぎていて、本全体のデザインがよくわからなくなっている。
 しばらく眺めているうち、彼の絵はカバーとして出来がいいような気がだんだんとしてきた。
 彼がトイレに行く、といって席を立った。
 フードコートのテーブルに絵を広げ、iPhoneで撮影しようとしたら、どうしても腕と手の影が絵に投影して暗くなってしまう。いくつか空いていたテーブルに移動しても同じことだった。
 なので、外に出てみたら、割と光の具合がよくて、複写することが出来た。
 トイレから戻って来た彼に正直な感想を伝え、併せて謝意を述べた。
 明日一日、パソコンに取り込んだ彼の絵を元に、カバーのラフデザインをつくってみよう! 二重の喜びを得て、心の弾力性が戻ってきたような気がした。
 そのあと、駐車場を出て、近くのコンビニで160円のコーヒーを立ち飲みしながら20分ほど話して別れた。
 ダメ人間とダメ人間を掛け合わせると、マイナスxマイナスでプラスになる可能性がある。触媒となるのは、才知と悟性と謙虚さと多様性のある思考だ。
 関係ないけど、タカイチとその支持者にあっては、上記4項目がすべて欠けているため、バカ1000万人がいくらかけ算したところで事態はどんどんと悪くなっていくばっかりであろう。おそらく2026年のニッポンはかなりヤバくなると思われる。ヤクザに喧嘩を売ったらどうなるかくらい、普通ならわかるはずだ(苦笑)。
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