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2024年02月23日20:15

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ニュース番組を見ていると毎回不快になる

 2月23日金曜日(祭日)
 終日、家から出ず。出る気にもならず。
 身体を動かすため、家の床という床をワックス掛けしたり、浴室の中を這いずり回って掃除をしたりして、午後7時半現在、歩数は2300歩になった。
 今日からJリーグ開幕。サンフレッチェ広島と浦和レッズのライブを前半5分、後半5分くらい見る。その時間、鎌倉は冷雨だったが、広島は春の陽が照っていた。
 午前中2時間、午後から2時間、校正をした。集中力と根気力が人並みではないため、これ以上は無理、などと自分を甘やかせる。
 平日の夕方はTBS系のニュース番組「Nスタ」を流しているのが通例だが、このような女子ども向けのニュース番組を見ていると、毎回のようにいらつく。5時50分から7時までに間に、夜ごと大谷選手のニュースを複数回見せられ、視聴者に取り入っているのかバカなのかわからないが、豚汁特集のなかでMCの日比野が「”タイパ”重視なので、私は食べに行きますね。材料を切るのになにしろ手間がかかりますから」などと言う。
 ええっ、と私は驚く。大学時代、田舎の私鉄沿線に住んでいたため、大衆食堂なんてない。学校へ行かない週末は仕方なく半自炊をしていたのだが、具だくさんの味噌汁(たいていは豚汁)とアパートから徒歩1分の肉屋さんでコロッケ2個……、たいていがこんな1汁1菜の晩ごはんだった。豚汁は、あり合わせの野菜を切るのに2分、出来上がりまで10数分。盛りつけなどの工夫もしなくて済む。これで手間がかかるというのなら、これより簡単な調理なんてないのでは? というか、こんなひとと共棲できるのは、やはりだらしない男でしかない。
「Nスタ」を見る前、ネットニュースを読んでいて、<コンビニ店員に包丁向け「もう限界、お金を出して」46歳男を逮捕>(https://news.livedoor.com/article/detail/25922598/)という記事にひっかかった。
 46歳の男、「もう限界」という絶望と自棄、店長に断れたので歩いて店を出た。
 この男は魔が差して「やっちゃった」ワケだが、この数歩手前にいるひとは今の世の中、2割か3割くらいいるのではないか。私が20歳〜40歳代は「日本人の9割が中流(意識を持っている)」という景気の良さで、老いも若きも能天気さを競っているような時代だった。
 非正規雇用が20年くらい続いたひとは年金も少額になりがちだから、老後はきつくなる。生活保護でも受給しない限り、「もう限界なんです」が死ぬまで続く。そのうち生活保護資格もハードルが上がるだろう。
 46歳男はこの時代のカナリアみたいなもんだ。彼が店長を傷つけなかったことは僥倖だった。
 ふたたび、ニュース番組の報道姿勢と、番組を担うキャスターについて思うところがあるのだが、どの番組に於いても、日本は基本的に正しい国、という前提と、常識とか中庸を逸脱する意見は述べない、という方針がある限り、右へ右へと進む。
 たとえば徴用工問題で、戦前の朝鮮人労働者に賃金未払いや劣悪労働環境による死を前に、日本企業に対する賠償判決が命じられたとする。
 原告遺族の考え方に理解を示すようなMCの意見をこれまで聞いたことがない。
 確かに私のような歴史観の持ち主は日本人の1割以下だろうとは思う。が、少数意見にはまったく耳を貸さないという頑なさは、つまるところ全体主義(ファシズム)に繋がる、マスコミは政権に対して一見公平な目で批判しているように見せかけつつ、あるいは安っぽい正義感をかざしつついい人ぶっているが、当たり障りのない中味はきわめて表層的で、一般国民に迎合しているようないじましさも含めて、私はその卑俗さが気に触って仕方ないのだ。
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