2月13日火曜日。
今日は新聞休刊日(朝日)なので、朝、珈琲片手に新聞というルーティンなし。
それにしても、昨日の朝刊はひどかった。2日分の内容量があってもいいはずなのに、まともな記事が一つとしてない。2000人からの記者がいるのにこれかよ。取材力が欠如しているのか、労働者意識が強くて休日に取材したり記事を書いたりするのがイヤなのか。
うちの朝日は東京14版だが、36面のうち広告の総スペースが21面もあった。記事は15面ということになる。雑誌の場合、広告が総ページの半分を超えてはならないという規定があるのだが、新聞にこういう規制はないのだろうか。しかも、ひと昔前ならエロ本にしか載っていなかった精力系サプリだとか、シニア用アンチ・エージングのツールやサプリとか、懐かしの昭和歌謡全集とか、気持ちが萎える広告が大半だ、いかにも食い意地の張った人向けのカラー版食品通販も、朝8時に見るとうんざりする。カニやイクラやウニはいずれも美味しいごちそうであるが、過剰な通販広告のせいで、自分は見るのもイヤになっている。
朝食後、校正。
校正者から校正が次々と届いていて、日々、自分の翻刻間違いと向きあうことになる。が、校正者の直し(赤字)と疑問(鉛筆出し)が全部正しいというワケではない。そのため、原文(撮影画像)を見て、校正者の指摘を見て、自分の翻刻文を見て、一つひとつ確定しなければいけない。
私がどうしても解読できなかった字は□□□というように打っているのだが、校正者は推敲した上で判断されている。正しいか間違っているかを決め打ちするのは私の役目なので、延々と熟考する。漢和辞典を引き、ネットで調べもする。今日は、小川芋銭と良寛に触れた一文があって、調べに調べなければいけなかった。
詩人はわずか31文字の和歌でも正しく引用できないADHDなので、私はこそっと正しい表記(表現)に直している。ネットにない場合、図書館で良寛全集を1ページ1ページめくって調べるのが望ましい。で、そういう緻密なこともやるし、途中でギブアップして不明のママ(□□□□□)にしてしまうケースもある。
毎日がこのせめぎ合いで、それでも解決すれば気分がいいのだが、わからないまま終える箇所がいくつもあると気が滅入ってしまう。
今日は不調だった。
午後1時半、歩いて海へ行くことにした。
そろそろワカメの季節だ。
本日、鎌倉一帯の海岸は午後1時半が干潮だ。強風が吹き荒れているのでひょっとしたらワカメが波打ち際に漂着している可能性がある。
30分かけて歩き、海藻の「溜まり場」まで行ったが、茎ひとつ落ちていない。
立っていられないほどの強風。目を開けていられないほどの砂埃。
来た道と違う道を選んで帰宅の途についた。
今年もこんな空振りを数回繰り返してのち、ようやくワカメを拾えるのかな。
たぶん砂ぼこりで服も髪も汚れただろう。
これからゆっくり疲れた身体を湯船に浸して、きれいになりたい。
ログインしてコメントを確認・投稿する