1月27日午後3時。
不愉快を通り越して怒りが湧いてきた。
マイミクさんのTwitterで杉尾参院議員の発言が取り上げられていた。
<能登半島地震の二次避難先の金沢市内の宿泊施設で、避難者に夕食として提供されたお弁当。少量の焼きそばと冷凍らしい焼売3個だけのおかずだけしかありません>
キミはこれほどに質素なお弁当を見たことがありますか?
私はない。
しかも、これが夕食のお弁当だという。
神奈川県民のソウルフードは崎陽軒のシウマイ弁当ということもあって、こんな膨らみも艶もないシュウマイを見るとヘドが出る。それも3個かよ、5個じゃない。さらに左隣にある焼きそばだが、ひとくちで食べ終わる量だ。
テレビで3週間あまり、ずっと避難を余儀なくされているかたたちを見てきた。そのあまりにも非人間的な扱いに対して、不快感がある。
昨年度と今年度(4月から)の復興支援予算は1兆円足らずの見込みだが、この金額は自分の貨幣観念にない大きさなので正直、よくわからない。が、万博の建設費が2500億円で、他に広報や警備などに1000億円が必要で、さらにカジノを見据えた地下鉄延伸や道路などの会場整備費用が別に1兆円だそうだ。つまり、万博&カジノより北陸一帯の復旧予算のほうが少ないということになる。
で、希望がまだ見えてこない避難所暮らしの被災者に、異常な夕飯か。せめてワタミの宅食くらいのお弁当を爺ちゃん婆ちゃんに届けようよ。でないと、震災関連死者が一人二人と出る。弁当代がないと言うのならそれこそ政府肝いりでクラファンすればいい。前代未聞の予算配分として、後世に語り継がれるだろうが。
1月26日は終日、淡々と校正をやっていた。夜、市民運動のリーダーと電話で30分近く、今後の運営や自身の運動方針について話した。私には珍しいことだ。会にかかわるようになって初めてかもしれないな。
夜のニュースで東アジア反日武装戦線の桐島聡が入院先の病院で身分を明かした、との報。50年に及ぶ逃走の間、彼はどうやってメシを食い、どんな映画や本に接し、暴力革命を支持する考えは不変だったのか変わったのか……、いっぱい知りたい。
反日戦線がテロ事件を起こしていた頃、自分は多感な年頃だった。
三菱重工ビルで爆破テロを起こしたとき、自分とかような左翼団体とは関わりがまったくないがために、テロの是非とは離れてある種のロマンを感じた。ロープシンの『青ざめた馬』を読んで、テロとは文学だったのだ。それが現実になった。さらに反日戦線が天皇の暗殺を企てたり、アイヌの解放を訴えたりしていたものだから、好き嫌いで言うと好きの方向に針が振れた。
旺文社の大学入試偏差値とは別に、新聞や雑誌記事から「大学左翼度偏差値ランキング」なるものを自分で作って、それを励みに少しずつ受験勉強をするにようにもなった。
北は北大から始まって、弘前大、東北大、早稲田、法政、横浜国大、信州大、京大、同志社、立命館、大阪市大あたりが上位だったので、いい励みになる(苦笑)。
ヒロヒトを撃つのは悪か? 三菱重工は戦前から現代に至るまで問題はないのか?
テロを人命に結びつけて全否定する、というような淺薄な考え方はしたくない。だって私、テロを100パーセントしないひとだから。この論で行くと、たとえば政治家の過半は私よりも過激というか無知蒙昧なテロリストで、間接的に人殺しをしている人間が多数混じっている。
桐島は余命いくばくもないらしいが、自己総括を支援者を通じて披瀝して欲しい。
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