9月28日、木曜日。
昨日の天気予報では横浜の最高気温は34度とのこと。朝は凉しいくらいだったが、正午前から気温が急上昇し、夏が戻って来た。夏の終わりに寂しさを覚える身としては嬉しいものの、今日は市のリサイクルセンターに粗大ゴミの持ち込み予約をしていて、指定時間は午後1〜3時だ。
午後イチ、大きな椅子をクルマまで持って行き、積み込む。30年近く使っていた椅子だったので、惜別の情が湧く。少しく罪悪感もあった。が、物を処分するたび、こういう負の感情を募らせる自分もどうかしている、とも思う。
クルマに乗る。といってもわずか5分にも満たない距離だが、カーステレオの音がクリアになったことが嬉しく、普段はボリュームを控えめにしているのだが、かなり上げてみた。
椅子の処分、無事終了。
帰宅して、スニーカーを脱ぐ前に銀杏を拾った。一昨日あたりから風が吹くたびに銀杏が落ちる音が聞こえ、境内一面、銀杏だらけになってきた。私は一粒も食べないのだが、何人かここの銀杏を喜んでくれるかたがいるので、毎年、拾って洗って磨いてお渡しするのが習慣になった。まずは第一弾、少しばかり集めて洗おう。
30分くらいで洗面器4分の1程度を洗い終え、新聞紙に広げて干した。
気温は真夏だが、明日は中秋の名月ということで、いよいよ秋だ。
毎日毎日、飽きずに翻刻原稿を見直している。いや、向きあうのがつらいほどにしんどい。が、自分のレゾンデートルは、社会から遠く離れて日々淡々と生きることだと悟っているため、このような文学への耽溺というか埋没しているのが似つかわしい。
昨日は7時間くらい原稿チェックをした。今日は気分が乗らず4時間くらい。
昨夕、テレビニュースを冷ややかに眺めていると、秋元元自民議員の汚職収賄事件で、本人は取り調べで「自身の政治的信条に基づいたものだ、と請託を受けた点も否定」しているとのこと。
続けて東京五輪で2億円の受託収賄罪に問われている組織委員会元理事の高橋治之被告が贈賄側の被告の裁判に証人として出廷したものの検察側の質問に対し回答を拒否したとのニュース。この高橋っていう人、逮捕直後に「自分がなんで逮捕されたのか理由が全くわからない」とコメントしていたのだが、秋元にせよ高橋にせよ、この虚栄やお金にまみれた現代社会を象徴しているような気がする。
汚らしいものを何十年にもわたって見せつけられると、社会から離脱したくなるのは当然の帰結ではないか。自分だってよごれていることは承知で、だから少しでもホコリや塵を払いたいのだ。
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