mixiユーザー(id:6486105)

2023年06月13日20:35

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マイナンバーカードの危うさについて

 午前11時、1カ月半に1度通い続けている近所の病院へ。胃潰瘍の防止薬と睡眠薬、そして頚椎症性神経根症の痛み緩和で服用しているロキソニンを処方してもらう目的。首、肩、右腕の激痛は半減、いや7割減となり、日常生活で支障がなくなった。
 病院で会計を済ませる時、受付のかたに「マイナンバーカード保険証と私が使っている旧来の保険証とでは、支払い額が違うのですか」と念のため、質問した。
「ええ、少し高くなりますね」との答え。
 5月の末頃から今日まで、新聞やテレビニュースで、毎日マイナンバーカードの不具合やトラブルが報道されている。人為的なミスと、立案した政府自体のミスが重なって、これがかつてPISA世界一の教育水準と、90年代初頭まで世界一を誇った半導体生産国の有り様かよ、という無惨な制度設計になっている。
 そもそもマイナンバーカードの主目的は税金の徴収や還付で、附随的に免許証もこのカードに一元化しよう、というものではなかったか。それがいつの間にか悪夢の「国民総背番号」となって、健康保険証がそのカードに取って置き換えられた。
 マイナンバーカードを作ったら2万ポイント還元、などというフックに一瞬、気迷いが生じたが、私はまだ申し込む気などないし、ぎりぎりまで作らないつもりだ。
 だんだんと綻びが見え隠れし始めているが、この先は全銀行口座をマイナンバーで紐付けさせて国民一人ひとりの財産を完全掌握し、他方、露骨に個々人の思想や市民運動歴を記録し、前科や交通違反などもカードに記載されることだろう。
 国家が国民を管理する。その象徴であり手段でもあるのがマイナンバーカードだ。
 日本人は国家に従順であるからほぼほど疑うことなくマイナンバーカードを持っているけれど、少しは疑ったほうがいいと思う。斜陽になりつつある国家は国民統制に熱心となって、国民の尊厳を犯そうと企てる。
 私が勤めていた出版社は日本で最も自由な職場環境だとされていた。上司に刃向かおうが、1日や2日会社をサボタージュしようが、なんらお咎めのない自由があった。が、少しずつ経営状態が悪くなるにつれて、唯一無二の長所であった自由闊達な社風が管理強化へと進んでいった。民間企業であれ、国家であれ、このような凋落的マインドは変わらない。
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