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2020年10月02日19:29

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冬支度と学術会議

 午前中、胃腸薬と入眠剤を処方してもらいに近所の病院へ。家から歩いて行ける範囲に信頼できる医者がいる病院が在ることは、私の暮らしを支えてくれる。
 診察の順番がなかなか回って来なかったので、血圧を計ってみた。116ー75、脈拍数が75。やや低血圧というのは小学校以来の体質。
 今年は残り3カ月、ということをあらためて認識する。1回の受診で処方される薬で1カ月半は保つ。ということは、年内にあともう1回薬をもらいに行けば、正月三が日あたりまでなんとかなる、という計算だ。
 掛蒲団を冬用に替えるべく、仕舞っていた蒲団を干した。日中は汗ばむほどに暑いものの、夜も9時を過ぎると冷え込んでくる。昨日はラズリを数分、境内に放しながら、お月見をした。パジャマの上にパーカーを羽織っていたのだが、その恰好では寒かった。
 午後2時過ぎ、石油ファンヒーター用の灯油を買いにガソリンスタンドへ。
 
 昨夜、年輩の友人から「横浜で会いませんか?」のお誘いメールが届いた。
 が、長文メールの大半は、スガ政権に対するヘイトスピーチで、学術会議の6名任命拒否が彼の怒りに火を付けたと見られる。
 私も昨夕、6名の一人に『それでも、日本人は「戦争」を選んだ 』の著者・加藤陽子が含まれていたことを知って、憮然としていた。憤懣やるかたのない思いだ。
 それでも、政府は「破滅」を選んだ、と言い換えたい。自分が生まれた国がゆるやかに自由も繁栄もない谷底へと落ちていく。
 私より7歳も上のスガは中高生の頃、新聞を読んだことがないのだろうか。ぼくが小学校5、6年の頃、水俣病を「風土病」だと裁判の弁護をする「御用学者」が複数いて、チッソによるメチル水銀が原因の中毒であると主張する大学助手らと争う記事が毎月のように報じられていた。この論争が長らく続いていたことを思い出す。風土病だ、怠け病だと言っていた「御用学者」は水俣病患者をセカンドレイプするような存在で、死刑に値する。ポカリスエットに有機水銀を垂らしたドリンクを飲ませてやりたい。スガなんてその頃、法政大だか成蹊大だか知らないが、大学生だった。知らないはずがなかろう。
 テレビの司会者、CMに起用されているタレントなどなど、見てると自民党と親和性の高い連中ばかりで、少しでも知性的であろうと心がけている人間はどんどんと表舞台かあ排除されつつある。
 昨日の夕刊に三谷幸喜の連載エッセイが載っていて、与えられたすべての字数を竹内結子さんに当てていた。このエッセイを読んで竹内結子を嫌いになる人はいまい、さらにみんな三谷幸喜を好きになるはずだ!
 私は竹内結子さんが出たドラマを一本も観ていないこともあって、「演技や人間性以前の美人女優」くらいにしか思っていなかったのだが、死後に報道された人物紹介や三谷のエッセイで自分の見方はまったくの偏見でしかなかったことがわかった。
 こんな世の中だもん、繊細で真っ当な人は生きていけないのかもしれない。
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