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2020年02月09日16:27

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旅の支度は面白い

 先ほど、「峠の釜めし容器の再利用法に注目 実はご飯が炊けるって、知ってた?」という記事を読んだ。
https://article.yahoo.co.jp/detail/f67698a486e2269b6fda44ca96849ab86f5d6e03
<峠の釜めし(JR横川駅の荻野屋)で特徴的なのが、益子焼の「土釜」。これを捨てずにとっておけば、家で再利用できることを皆さんご存じだろうか。>
 学生時代、この小さな釜飯釜でしばしばごはんを炊いていた身としては懐かしい記事だ。電気炊飯器を含めてできるだけ電化製品を持たない主義だったので、当初はホーロー鍋でごはんを炊いていた。が、鍋は小さなホーロー製と数人分のおでんやカレーが作れる30センチサイズの鍋しか持っていないので、小さな鍋でごはんを炊いたら一人前の豚汁をでかい鍋で作らなければいけない。そういう事情で、峠の釜めし容器を使ってごはんを炊くことが多かった。欠点は少しでも火が強いと蓋が外れて白い湯がこぼれるのと、炊きすぎると焦げ付いてしまい、洗うのがたいへんになることだ。つまりごはんを炊いている間、付きっきりで見てないといけなくなる。安い一口コンロだと吹きこぼれたらガスの炎が消えることが多くて、ガス自殺にもなりかねない。木蓋の上に重しを置いても、蒸気の力で簡単に吹き飛んでしまうのだった。
 
 ケータイと充電器を除いて、リュックにパッキングが終わった。昨年亡くなられた池内紀さんはごく普通のリュックで2泊程度の旅に出られていた。池内さんのエッセイ集を読みすぎたのと、そもそも池内さんを尊敬しているので、私もそれほど大きくないリュックを使うことにした。当初はキャリー付きの旅行バッグ、と想ったりもしたのだが、池内さん流からは大きく外れる。沢木耕太郎も含めて、旅慣れたひとというのは、思いの外シンプルな装備であったり、現地に行ってからの取捨選択が上手かったりするものだ。たかだか4泊程度の海外旅行に、大きなスーツケースの上にバッグ1つを縛って夜逃げでもするのかというほどの荷物を持参している観光客が多いけれど、それは移動も観光も全部他人任せの旅行だからできるわけであって、個人の気ままな旅では重しでしかない。冬の旅だと衣類が分厚いので、替えのセーターをもう一着リュックに入れることが出来ないのがちょっとつらいが、薄いヒートテックみたいなタートルを2枚くらいで代用できる。
 リュックにしたら、タブレット端末を持参してホテルのベッドで映画を観る、ということができない。本も3冊以上しのばせると重くなってしまう。だから一冊の新書、一冊の文庫にした。松江ではホテルから徒歩10分のところに古本屋があったので、増えてしまうかもしれない。古本屋好きの椎名誠さんはどんなスタイルで旅をしてるのだろうか?
 
 今日は気温こそ高そうだが、灯油を買いに出かけたら、海の近くは風が強くて寒かった。夜遅くになって、冷え込まなければいいのだが。
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