関西のテレビって 不定期 プレバト 老いた猫
相変わらずカラオケバトルとプレバトを楽しみに観ている。時間帯も早いので、見られない場合を考えて、録画もしている。プレイバトは、一度観た後、また見返す場合も多々ある。3月1日放送の俳句査定での出来事。本当に感心したことがあった。それは、千原ジュニアの俳句だった。
雛段を 静かに登る 老いた猫
ジュニアによれば、この句は、娘が生まれる前から飼っている猫がいて、娘と共に成長し、幼い娘のために飾った雛段を、その猫が静かに登って行って、雛段の上でちょこんと座ってこちらを見ている。そんな情景を詠んだのだという。昇格を決めた一句で、この句には、なんとも言えない魅力がある。このジュニアの俳句も素晴らしいのだが、感心したのは、その俳句を紹介する時に、流れた映像だ。プレバトの場合、俳句をより実感してもらうためか、俳句に合わせた映像が流される。テレビ的な演出で、非常にわかりやすく俳句を映像化している。このジュニアの俳句も映像化されていたのだが、本当に三毛猫が、雛飾りを全く落とすこともなく、静かに雛段を登って行き、お内裏様の間にチョコンと座ってこちらを見ているのだ。なんでもないような映像なのだが、もちろん、猫が、雛段を登れと言っても登るわけもなく、静かに登れと言っても、いうことを聞くわけもなく、雛飾りを落とすな、と言っても、言うことを聞くわけもなく、上まで登って、お内裏様の間に座れと言っても座るわけもないのに、ジュニアの言うように猫がそうしたのだ。猫は、高いところに登りたがるので、猫を飼っている家で、雛段を飾る時のあるあるなのかも知れないが、この映像には、本当に驚いた。なんとか俳句を映像化してやろう、というスタッフの執念のようなものを感じた。撮影には執念がにじみ出るのだが、猫は、いつもしているかのように静かに雛段を登っていく。このコントラストがまた面白い。そして、いつものように、名人梅沢富美男が先生にきつい指導を受けていた。あまりの厳しさに、梅沢富美男も萎えそうになっていたが、初期の頃と比べると、格段に成長していることに特待生や名人は気づいているだろう。水彩画の南海キャンディーズのしずちゃんもそうで、難易度の高いお題を出されて、先生に厳しく指導されている。だが、本当に絵が良くなっているのだ。しずちゃんは、元から絵は上手かったが、我流が抜けていなかった。それが、専門家が見ても感心する作品になりつつあるのだ。俳句も同じだろう。気を抜けば、他の特待生に抜かれていく。それだけに、タレントの皆さんも、相当きついだろうと思う。千原ジュニアは、いつも鞄に歳時記を忍ばせて、移動中に読んでいるのだそうだ。
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