一昨日、鎌倉銘菓クルミッ子がAmazonやメルカリで不当転売されている、という記事を読んだ(
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171228-00000028-it_nlab-sci)。定価の3倍で売られている、とのこと。有名観光地の割には鳩サブレーと抹茶アイス(笑)以外、定番的なお土産がない。クルミッ子がブレイクしたのはわずか数年前で、大規模な店でもないので製造が追いつかない。だから、こういう違法すれすれな商売が登場したのだろう。
記事を読み終わって思いついた。
今週木曜、ツルネンさんが無事。退院されたということを奥様の電話で知った。
で、先方から「この1年、本当にいろいろとありがとうございました。お正月に、例の有機栽培イチゴをお送りしようと思うんですけど、帰省しませんか?」と言われ、お気づかいなくと答えた。よく考えたらそんなアホな話はなく、私が退院祝いをお贈りするのが道理である。
2日にイチゴが届く、と言われたので、それこそ缶入りの鳩サブレーでも送っておこうか、と思った。そんな時にクルミッ子のニュースを知ったものだから、手に入るものならクルミッ子にしよう!
で、満を持して今朝、鎌倉紅谷に行った。
ジャスト午前11時、お店に着いたら、案の定、長い行列が出来ていた。並ぶのはイヤだな。が、行列している人たちは泰然と並んでいるので、クルミッ子はしっかり売られているはずだ。
それで私も並んだ。列がなかなか進まない。
15分くらい経って、ようやく店内に入れた。私の前に10組くらいの人たちがいる。
5分ほどして私の番が来た。
……というタイミングで、iPhoneに電話が掛かってきて、「今日なら何とか対応できそう」と、闘病中の友人。メイ・サートンの『総決算のとき』は心に染み入る自伝だった、読んでみないか? と言われて、読むよと私は答えたのだった。友人は化学療法でひどく衰弱している。なかなか訪ねるきっかけが掴めないまま今日になっていた。
それにしても、運を持っている男だ(笑)。これから本を借り受けに行くのだから、この際彼にもクルミッ子を買って「頑張って!」と励ますのがいい。
で、クルミッ子を買っていったん家に帰った。一服してから自転車に乗って彼のうちへ。私にとってもメイ・サートンの生き方と表現は、他に取って変わる作家がいないほどに信奉しているので、2018年のスタートはこの本にしたい。
クルミッ子を渡したら「おおっ、いま話題の……」と彼は笑った。本と大きなリンゴ3個を受け取った。
家に引き返したら、今度はクルマでツルネンさん宅だ。
今日は土曜日、サラリーマンは正月休みに入っている。
街も道路もさぞや混んでいるだろうな。
混んでいた、自転車で行くほうが早いかもしれないくらい。
この時間、ツルネンさん夫妻はお散歩に出かけていることが多い。だから家を出る前、カードに「退院おめでとうございます 風より」と書いて、クルミッ子の紙袋に入れておいた。
お宅に着いて、玄関のインターホンを押してみたら、いらっしゃるではないか(笑)?
私の予定としては、玄関のノブにクルミッ子の紙袋を吊して帰る、というものであった。だから、インターホンに向かって「宅急便です、お届けに参りました」と叫んだのだが、奥さんが「風さんの声じゃない」とあっさりかわされた。
玄関口で少々、ご夫妻に挨拶をし、「よいお年を!」と言って早々に退散した。ツルネンさんと握手をしたのだけど、力が漲っていて、嬉しかった。
ブックオフに立ち寄り、雑誌を2冊だけ買って家に戻った。ここしばらくは夕刊がないので、お風呂で読むものが欲しいだけ。
こんな風に、今年の最後から2番目の日が過ぎて行った。
追記
紅谷ではばら売りもしてくれるので、自分用にも買ってみた。
これまでにクルミッ子をお土産に買ったことはあったが、食べるのは初めてだ。
美味しい。でもよい子は絶対に1個140円以上で買ってはなりませぬ、と思った。
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