野暮を承知で書き残しておきたい。
<米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンが4日、約3カ月ぶりに配備先の横須賀基地に帰港した。岸壁では大勢の家族らが出迎えた>(朝日12月5日朝刊の湘南版冒頭)。
世紀末以来、非核三原則などあってないものになっているのは分かっている。
が、もはや朝日ですら平然と「原子力空母」などと記し、出迎えは家族であって非核を主張する市民有志ではない、ということに、私は取り残されたような気がした。お気に入りには「サヨク」とされる著名人無名人のツイッターを登録しているのだが、勇ましい左翼的言辞を唱えている面々でさえも、誰ひとりロナルド・レーガンの帰港に異議を唱える者はいなかった。
90年代中盤くらいまでは、非核三原則を是とする政党や市民がお約束のように横須賀港に集まって、抗議の声をあげていた。70年代、80年代、90年代、00年代、10年代と超大雑把に括って、原子力空母(潜水艦)の寄港反対比率を推定すると、80パーセント→60パーセント→40パーセント→20パーセント→10パーセント。たぶん2017年12月現在は多く見積もって5パーセント、少ないと1パーセントくらいではないか。
これを右傾化の指標とするのは乱暴な考えだが、世論のセンターは右(現実)へ右(現実)へと傾いて、時代のセンターにいると自負してきた保守的な自分が、100人に1人いるかいないかのサヨクになっている!? そんな馬鹿な。憲法にしっかりと書かれている平和主義や基本的人権の尊重を、それこそ尊いものであると尊ぶマインドが、サヨクだってぇ? 半年前に「あなたは運命のひと」とまで言ってすり寄ってきた女から、いきなり手のひらを返すように「2度と連絡するな!」と罵られたような気分だ。
とにかく、私は生きにくい。
本日、2週間と2日ぶりに図書館へ行った。本の返却が2日遅れた、ということになる。そろそろ期限だろうと思って、貸し出しの際に受け取る付票を見たら、過ぎていた。だいたいの用件は勘だけのうろ覚えなのだが、慌ただしい日々が1週間ほどあったことで鈍ってしまった。もっとも借りたのは文芸誌のバンクナンバーとレイチェル・カーソンの本だったので、あとに予約している人はいないし、これから先に借りる人なんてそうそういないだろう。かつては図書館の閲覧室で文芸誌を読む集中力があった、が、いまはもうない。だから文芸誌は月遅れとなって貸し出し可能なバックナンバーを家で読む、というスタイルになった。『文学界』や『すばる』を図書館で読める成人って無条件に尊敬する。
帰りにスーパーへ寄ってバナナ他を買う。この数カ月、バナナミルクにはまってしまい、週に2杯は飲んでいる。今日買ったのはエクアドル産だ。
農水相のHPに消費者相談という欄がある。
質問
バナナの国別の輸入量を教えてください。また、インドはバナナの生産が多いと聞きますが輸入はないのですか。
回答
平成22年の財務省貿易統計によると、バナナの総輸入量は約110万9千トンで、1位がフィリピン(約103万5千トン、約93%)、2位エクアドル(約4万6千トン、約4%)、3位台湾(9千トン、約1%)です。また、インドはバナナの生産量は世界で1位(約3,189万8千トン)ですが、日本へは輸入されていません。
勉強になった(笑)。
ついでと言っちゃなんだが、エクアドルがどこにあるのか世界地図帳を開いて確認した。頭の中ではカリブ海に面していると思っていたら、それは全く違っていて、太平洋側だった。
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