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2017年04月18日21:08

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「在日」日本人のユーウツ

 産経新聞というのは何を言っても許される稀有な巨大オピニオンリーダーである。自らが発行する政治的総合誌を「正論」としたところで勝負あった、だ。まともな人間は反論する気が起こらず、戸惑った風を見せるのがせいぜいの抵抗だ。何年か前のひと昔、3の倍数のときだけアホになるという芸人さんがいて、一視聴者としては戸惑いながらも「笑っておいたほうがいいのよね」と受け容れたものだが、産経新聞というのは3の倍数ではなくて常にアホなので面白くないのである。今日、なんで産経新聞かというと、ネットニュースで名前を出すのも憚られるような論客の死去を「戦後の言論空間に風穴、勇気ある知の巨人」と、かの紙が報じていたからだった。キワモノにはキワモノなりの価値があることを否定してはいけないのだが、右翼論者、右翼政治家、右翼芸人などなどが皇室の名誉と尊厳をどれだけ傷つけているのか? ご存知ないのであろう。
 皇太子がマレーシア訪問を終えて帰国されたが、現地では批判を受けたらしい。いまだ戦争の総括もなされず、マレーシアを侵略してシンガポールと合わせて犠牲者10万人を殺したということなど日本人の九分九厘は教えられていない。
  ☆    ☆
日本軍の占領時に多くの住民が殺された歴史があるマレーシアでは、日本に複雑な思いを持つ人も多い。中国系23団体で構成する「第2次世界大戦歴史研究会」は15日、皇太子さまの訪問を受けて声明文を発表。
1991年に天皇陛下が同国を訪問した際のスピーチは「日本は、先の誠に不幸な戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう平和国家として生きることを決意」と強調していたのに対し、今回は戦争への言及はなかった。声明はこのことに触れ、「訪問にあたり、(皇太子さまがスピーチで)日本の軍国主義の旗のもとで日本軍が我が国を侵略した悲惨な歴史について触れなかったことは大変残念で、被害者にとっては許しの機会を逃してしまうことになった」とした。(昨日の朝日夕刊)
  ☆    ☆
 気の毒なのは皇太子である。そして、私を含む推定4割弱の「在日」日本人である。アジア各国の人びとに対して顔が立たないし、歴史の無知ぶりに対して恥じ入ってしまうのだ。ちなみに「正論」の産経新聞にこのような批判は1行もない。繰り返しになるが、こういう局面で産経に触れること自体がルール違反であろう。戸惑いながら、正論だよねという態度をとるのがおとなの態度である。産経はホントいいポジション取りをしているなぁ、我が世の春だ。

 今日、市議選の期日前投票に行った。ひょっとしたら選挙当日不在かもしれないので、念のために。私は主義として生涯、一度の棄権もしないことに決めている。
 ただ、地方選でも国政選挙でも毎回思うことだが、投票したい決め手が見つからず、投票所に入ってもまだ迷い続けている。気持ちは2股3股疑惑の狩野英孝状態で(喩えが古い?)、一人ないし一政党に絞ることがとても難しい。
 投票の立会人はおばさん2名だった。私が入場するまで大きな声でおしゃべりをしていたのはこのおばさんたちだな。こういう仕事はバイトなのか、自治会から派遣されたボランティアなのか? 選挙には毎回行っているくせに、選挙の裏側はまったく知らない。テレビのクイズ番組なんかでありがちな設問だ、と思う。
 夕方、Web版「考える人」、細野晴臣さんの連載コラムを読んで、強く共感した。これ、とか、これ。
http://kangaeruhito.jp/articles/-/2013
http://kangaeruhito.jp/articles/-/1837
 はっぴぃえんどな人、4人とも好きだ!
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