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2015年06月08日21:12

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わくわくな宅急便

 朝、コーヒーで目を覚ましたあと、昨日の朝刊から沢木耕太郎と夏目漱石の連載小説をスクラップ。ついでと言ってはなんだが、書評の「著者に会いたい」で取り上げられていた『黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』の筆者リチャード・ロイド・パリーのインタビュー記事もスクラップした。そう言えばそんな事件が隣町の逗子であった、事件から何年経ったのだろう? などと記憶を辿りたくなった。筆者の「「ただの犯罪の話ではない。私がよく知る日本と英国という二つの社会が交わる物語だと思った」という主張がよくわからない。本を読みたいとは思わないのに、その意味を知りたいというアンビバレントな気分。
 それから2時間後、マイミクさんの日記を読むと、この本に言及していた。私は犯人の出自なども含めなにも知らなかったのだが、かなり深いルサンチマンがあったことがうかがえる。
 と、宅急便が到着。
 早速開いてみると、蝋梅のポット苗の他にホタルブクロや紫蘇、さらに見たことがないサイダーが3本入っていた。
 ダイヤレモン、since1899。製造元は布引礦泉所。住所は西宮市津門綾羽町8番15号。生まれ育った街から自転車で10分くらいの位置にある。クール宅急便で届いたので手で触れると冷やっこい。すぐに飲もうかと思ったが、もったいなくてしかしいったん涌いた炭酸を飲みたい願望は抑えきれず、三ツ矢サイダーを飲んでしまった。ひと息ついたところでポット苗を小さな鉢に植え替えた。曇天というより雲のフィルターで濾過されたような陽差しが心地いい。
 1時間後、礼状を書いて郵便局へ。
 で、昼食をはさんで、今度は知り合いの作家に手紙を書く。以前、彼女から字がきれいと言われたので、プレッシャーだ。本当は下手くそなのだが、無理して丁寧な楷書体で書いたら、まるで小学生のペン字練習帳みたいになってしまった。私は字を書くこと自体がかつては好きで、パソコンが出現するまでは暇さえあれば字を書いていた。いったい何を書いていたんだろう、と今にして思う。が、他方、むかしから筆不精で、永六輔さんが年間に1万通以上はがきや手紙を出す、ということを聞いたときに「やっぱ人間の出来が自分とは根本的に違うわ」と諦観したのだった。私は年賀状を除くとたぶん年間に30通くらいで、しかもそのうちの半分はパソコンだ。
 今度はラズリの散歩がてらで郵便局へ投函しに行く。で、町をぐるりと巡るような輪を描いて40分くらい歩いた。いつもの決まった野菜直売所でラズリはレタスをもらい、餓鬼のように貪り食った。十分に食わせていない虐待犬みたいでかっこ悪い。が、どう見てもデブいので、誰も私を責める者はいない。
 帰宅後、昨日いただいたアジサイ苗をノートに記入。読めなかった名前はあとで調べて「津江の紅鶴」だと判明。ホント便利な世の中になった。
 ちまちまと動き回っていると、あっという間に一日が終わってしまった。ここまでまだ一回も本を開いていない。テレビは朝の「まれ」15分だけだ。
 あと3通、書いておくべき手紙が残っているのだが、今日は閉店して、もしまだ雨が降っていなければこれからラズリとホタル狩りへ行こう。
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