床掃除を3日サボると、家じゅう毛ぼこりが目立ち始める。朝、まだ気合いがあるうちに、水で湿らせた雑巾に床用ワックスを少し振って、拭き掃除。化学雑巾と称する市販品よりこちらのほうがよし。ワックスは少量しか使わないので、犬の健康にも大して影響を与えないだろう(当社の考え)。
昼前に灯油を買いがてらコーナンへ行く。時折雨粒がちらつくような天気でも鎌倉はあちらこちらで渋滞。が、フランス車というのはルノーもプジョーも、渋滞に存外強い。クルマがゆるいせいなのか、それとも室内の空間作りとシートがいいせいか、運転していてドイツ車ほどイライラしない。いや、これは自分が歳をくって気が急かなくなった、というのが第一原因だろうな。
灯油を買って、帰り道、『丸源ラーメン』に寄った。3月末日まで有効の100円割引き券を持っていたからで、ホント言うとどこのラーメンでもよかった。一昨日あたりからふたたび歯の痛みがぶり返してきて、食べること自体に興味を失った状態だから。
が、食べる前に鎮痛剤を服んでいたため、すこぶる美味しく感じられた。うどんやそばのダシなら家で十分に美味しいものが作れるが、豚骨や鶏ガラなどを強火で煮込んでダシをとるラーメンのスープ作りは至難の業だ。さらにダシの上に旨味の膜を作る背脂なんて、どこに売っているのか手に入らない。
食べている間も、食べ終わったあとも至福のひとときだ。
至福と言えば、夕方、一昨日から嵌りまくっている沖縄のシンガー神谷千尋の「ティンジャーラ」(天の川を意味する琉球語)をYouTubeで聴いて、歌詞をネットで探し出してそれをiPadで追いながらMacBookでライブ動画を観るというのも、今日みたいな曇り空の日には最高の時だった。世の中、こんなに便利になっていいのかしら。本土の人間には到底聴き取れない琉球言葉を、歌詞としてアップロードされていることで、いっそう趣味的世界に浸ることが安易にできる。
風(かじ)やまとぅむ
旅衣(たびぐるむ)まとてぃ
果てぃ無(ね)らん天(てぃん)に
でぃちゃよ飛(とぅ)び立たな
ハベルぬ如(ぐとぅ)
アイヌ語と琉球言葉はどちらもまったくわからない、にもかかわらず、言葉の響きからてんで気ままに解釈が浮かぶことがあって、たとえばこの部分で私はこんな風にイメージを描いた。
風がやんだ
旅に出る恰好になって
無限に高い空に向かって
いまこそ飛んでみよう
○○のように
で、ハベルが蝶だとあとでわかったので、蝶が羽ばたいても鳥のように早くないので永遠に天の川にたどり着けない、つまりは哀しい歌詞だと想ってみる。いや、作詞者からしたら間違った解釈だろう。
https://www.youtube.com/watch?v=ng24E_825vM
なお、このライブは観客席でファンが撮った動画で録音がモノラルに近い悪さだが、それでも歌の巧さが伝わってきた。さらに言うと、せっかくミニコンを捨てたばかりだというのに、MacBookを2.1chスピーカーシステムに繋いでもっといい音で聴きたい、という物欲が生じてしまったのだった。そんなの生きる方針からしたら、あかんて。
ログインしてコメントを確認・投稿する