mixiユーザー(id:6486105)

2015年03月14日20:37

327 view

円空・木喰展へ

 朝起きて、コーヒー片手に新聞をだらだらと読む。いちばん最後にラテ欄をちらっと見たら、テレビ番組より先に城南予備校の広告が目についた。

スマホより、机に向かう、青春を。

 この川柳はもじりやすいぞ。

 スマホより、女に向かう、青春を。
 スマホより、野原に向かう、青春を。
 うどんより、机に向かう、青春を。

 まあ勉強不足で青春、いや人生を棒に振った身には、ちくりと痛い川柳です。
 ストーブの前で暖をとって十分に暖まったところで、鎌倉駅へ。
 横浜そごうで開催中の「円空木喰展」(http://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/14/enku_mokujiki/)を観る。併せて194体もの仏像を一時に見る、それも半分以上がガラスケースに収められてもいなければ、立ち入り禁止のロープも張られていないので、目の前30センチまで迫ることが可能だ。「仏像にキスをしないでください」という注意書きが各所に貼られていた。ともあれ、これほどに近いところで仏像を見る機会は滅多にあるものではない。
 齢56歳にして遊行の旅に出、亡くなる93歳までの生涯に2千体とも言われる仏像を彫った旅の虚無僧木喰さんをあらためて畏敬する。木から仏様を掘り出し始めたのが61歳からだと言うから、これから私が始めることも可能だと一瞬、卑しい欲がもたげたが、木喰さんのあまりに見事な彫りを間近で見るに及んで、その場で断念した。木喰さんのみほとけさんはたとえ不動明王のような怖いほとけさんでも、どこか人の心を癒してくれそうな笑みがあるように見える。それは目もとであったり口であったり頬であったり。この人は慈しみ(キリスト教的には愛)が無限にある、死を迎える直前まで尽きることがなかったと断定しておきたい。人間としての綻びがどこにも見えないのだ。
 気合いが入り過ぎて自分にはオーバー・ワークだったのだろう。見終わったら足も目も頭もどっと疲れた。そごうの隣にあるショッピングモール、横浜ベイクォーターへ行ってコーヒーを飲みたい。が、今日は土曜日でいずこも混んでいたので、タリーズでショートサイズのコーヒーを飲んだ。普段ならショートで十分なのだが、飲むそばからコーヒーのカフェインが疲れた頭に吸収され、飲み終わっても物足りない。が、またコーヒーを注文するのがもったいない気がして、なくなく席を離れた。 
 もう一度「円空・木喰展」に行ってみたい。
2 10

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年03月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031