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2026年10月18日14:17

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アウシュヴィッツとニッポンの相似点について

 10月18日、快晴。
 昨夜7時からテレ朝放映「博士ちゃん」というサンドイッチマンの番組で彼らがアウシュヴィッツを訪ねるという2時間スペシャルを最初の60分間、見た。大学の友人が息子を連れてアウシュヴィッツに行ったことを聞いた時、なんとまあへんなオヤジだ、と感心したこともあって、連帯と共有を図りたいと思った。
 50分ほど経って、スタジオにいた伊集院光なるタレントがこんな主旨のコメントを言った。
「あなたたちがアウシュヴィッツのレポートを十分にできるとは、デビュー当時からすると想像つかなかった」
 アウシュヴィッツを通じて人種差別といびつな愛国主義について考えたい、というのが私のみならず、わざわざ日曜夜のリラックスタイムにこの番組を見る一般視聴者の意識ではないか? それを第一声でサンドイッチマンを半ば嗤う伊集院光に怒りを覚え、そこでテレビをオフにしたのだった。
 伊集院光を好む人には申し訳ないが、たまにNHK教育の「100分de名著」を見る限り、その場しのぎのでまかせ能力が高い人、という他なく、頭はいいのだろうけどそれは雑学知識の豊富さと瞬発力がいいだけの人としか言えない。
 アウシュヴィッツのユダヤ人虐殺に対して肯定する日本人はほぼいないだろう。が、この大量虐殺はドイツのみの戦争犯罪ではない。翻って日本の20世紀に立ち返ると、日本が中国で15年にわたって犯し続けた虐殺事件は枚挙にいとまがない。中国北東部に日本政府が「満洲国」を1932年に樹立して以降、まもなく「平頂山事件」を起こした。日本が満洲を占拠して自国の領土にしたことを快く思わない住民(関東軍は反対派住民をゲリラと称した)を集めて一斉銃撃して数百人を虐殺という事件だ。このような虐殺事件は満洲国のみならず中国全土で展開し、いまだその虐殺者数はつかめていない、大雑把な数字ではあるが、日中戦争での中国人死者数は2千万人に及ぶとされている。アウシュヴィッツのホロコーストはおよそ100万人なので、少なく見積もっても日本軍(と民間人)が殺した中国人数は10倍以上である。
 中国に限ったことではない。日本の炭鉱でメシもロクに与えず死んでいった朝鮮人、なんら日本と関係のないマレー半島に真珠湾攻撃の同日、爆弾を落とし、以降マレー半島を侵略して殺戮を繰り広げたのもニッポンだし、フィリピンなんてほぼ全土が日本軍による殺戮が展開されて、タロイモ栽培の農家がいきなり飢えた兵士に襲われて銃殺されるわ、若い娘さんはレイプされまくるわで、人権もコンプライアンスもあったもんじゃない。
 しかしながら、「少なくとも私自身は、(戦争の)当事者とは言えない世代ですから、反省なんかしておりませんし、反省を求められるいわれもないと思っております」(@タカイチ)。これが日本の歴史認識であり、ふたたび戦争を起こさないよう不断の努力をする、とでも言おうものなら自虐史観だと糾弾され、非国民の烙印を押されるのがおちになってしまった。
 アウシュヴィッツで歴史を考えるのであれば、我が身ニッポンも過去の歴史を振り返るべきであろう。
 
 今日は朝食後、クルマで隣町のスーパーまで行って、美味しいフランスパンとハムを買ってきた。これから本棚にどういう基準で本を並べていくべきかを考えながら、床に溢れた本を整理しなければいけない。今の状態はゴミ部屋だから。
 昨日段ボール9箱に処分本を収め終わった。
 すがすがしい気分になるため、もう少しだけ頑張ってみよう。
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