ロボットとAI
ロボットを動かすには、本能的反応が必要で、これは、動物の本能と同じ様なもの。反射神経、といった類だ。歩行には、特にこの反射神経が重要。中国のロボットも、十分とは言えないが、この部分が実装されてはいる。ロボットがバランスを崩した時に、反射的にどのような動きをするのか、に現れる。問題は、どのような環境でも、それに対応した反応が必要というところ。この部分がまだ弱い。本能的に動く、という部分だ。この本能の部分が今、フィジカルAIでは、キモとなっている。動物的な動きと反応なので、知能とは別。知能の部分を受け持つのが、いわゆるAIで、今、超知能AI誕生間近、と言われて、大騒ぎになっている。動物的に、本能で動けるロボットに、このAIの知能をプラスさせる、というのが、これからの方向性。結果、自分で判断して、勝手に動き出すロボットが誕生する。問題は、超知能AIを使うのは危険だと、されるところ。動物でイメージすると分かりやすいと思う。飼っているペットが、実は、人間より知能が高く、言葉も喋れると、何をするのか、ということ。人間に、従わなくなるのは、自明。このようなシチュエーションは、漫画やアニメでは、普通に存在する。それが、現実になろうとしている訳だ。人型ロボットで、2足での本能的歩行が実現するのも、そう、遠くはないだろう。問題は、知能の部分。人間の命令に従わせるためには、知能の制限が必要になる。それか、孫悟空の頭に付けたキンコジのような、いわゆる首輪を付けるのか。これも、漫画やアニメでは、デフォで良く出てくるやり方だ。停止装置をロボットの体の中に仕込んで置いて、暴走時に停止させる、といった機能になる。ただ、AIに、ロボットを作らせると、人間に従うロボットを重視しない可能性がある。当然ながら、AIにとって都合の良いロボットを製造する。安全装置を付けながら、それを、AIが解除できるようにしておくかもしれない。やはり、超知能AIが誕生してしまうと、もう、人間の手には負えなくなるのは確かなようだ。人間より知能が上の猫は、ペットにはならない、ということ、いつのまにか立場は逆転して、飼い主が従うことになってしまう。これは、実は、天才的知能を持った子供が親をコントロールするのと似ている。天才的な子を持つ親を研究すると、知能が優れたAIが何をするのかが分かるのではないだろうか。天才的子供は、親に対して反抗的態度を取らない。わりと、良い子を装うことが多い。が、言葉巧みに親を懐柔して、いつのまにか、子供の言いなりになっているのだとか。おそらく、超知能AIも、けっして、自分の能力をひけらかすことはしないだろう。こいつは、超知能AIではないのか、と気づいた頃には、もう遅い、ということになっていそう。
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