mixiユーザー(id:8077411)

2025年11月17日22:51

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短歌

どうでもいいことばの底に沈むもの拾いあげても誰も見てない #短歌



寂しいのは順番じゃない 夜だから通知を消して指を見ている #短歌



誰でもない群れのひとつにまぎれつつ裾の重さで季節を知った #短歌



コケシでは人をぶん殴れなかったよ 木目の中にやさしさがある #短歌



ひといきの滞在許可をもらうよう缶をひと口夜にまぎれる #短歌



素っ気なくしないと崩れそうだから湯気の切れ間に声を置いてく #短歌



思い出せそうで出せないその音を踏切みたいに胸が鳴らして #短歌



似てしまう声やしぐさを避けながら違うとこだけ集めて眠る #短歌



ミサイルの白い尾だけがまぶしくて気持ちの前を光が奪う #短歌



ひとくちをわけあう声のやわらかさ食べ歩きってこういうことか #短歌



レシートのしわをのばして読むたびに暮らしの息のかすかに残る #短歌



レシートのしわをのばして読むたびに暮らしの息のかすかに残る #短歌



祝詞より早くスクロールして届くネット割引 神は即応 #短歌



洗われているのはたぶん衣だけで私は待つを抱えて座る #短歌



蒔くことを未来と言えば軽すぎてただ手の中に種をこぼして #短歌



ほどけゆく髪の毛たちの間をぬけいっときだけの名を呼びあって #短歌



どういう関係 風のなかでは曖昧で並んで歩く靴のかたちよ #短歌



鍵盤の白さをたよりすすむ脳 音楽室は匂いのむこう #短歌



手を打てば打つほど遠くなるような現時点とはつまりまばたき #短歌



考えてたことのかけらが朝になり光としての居場所をえたよ #短歌




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