5月31日金曜日。
朝、1枚物のカレンダーを眺めると、来月末で2024年の前半が終わりという時の流れに愕然となる。
大阪の人気芸人・今くるよさんの葬儀が執り行われたニュース記事を読んでいると、とても哀しい気持ち。これで今いくよくるよのコンビが消滅。自分が直接会って話をうかがった芸人さんが次々と亡くなっていく。今いくよくるよさんで一体何人目だろう? まずは横山やすしさんが亡くなった。岡八朗さん、チャンバラトリオの結城哲也さん、木村進さん……。毎週、うめだ花月劇場に通って、近くの喫茶店でインタビューをするということを1年近く続けたので、50人くらいの芸人を取材したことになる。直接、楽屋を訪ねることが多く、取材対象ではない芸人とも会話を交わした。まだインテリ臭さが抜けていない時分だったので、ラボールの技術や社会経験に於いていい訓練になった。
今くるよさんは裏表がなく優しい人だった、と記事は伝えていたが、くるよさんに限ったことではない。ちょっと売れっ子の芸人さんはなべて性格がいい。吉本通いでイヤな体験は一度たりともなかった。
芸人さんに限ったことではない。相当に評判が悪い文化人やタレントでも、不快な人はきわめて少なかった。
私よりちょい上の世代も同世代も、櫛の歯が欠けていくように亡くなっている。還暦を迎えたのちに死亡、というのであれば、まあよしとしよう。自分も含めて(苦笑)。あ、私はとっくに過ぎていた。
今日はリゾマンの監査をし、総会案内のおしらせと議事進行表を書き、管理人と理事長に電話も入れた。たったこれだけのことで自分的には四苦八苦状態だ。
ウツなんだと思う。何か一つのことが終わる度疲労感に襲われ、しばし放心状態になる。このところ詩人全集の作業も手に付かない。頭をフル回転させることがどうやってもできないのだ。金釘流の草稿とゲラを比較対照して間違いを探していくというのは、難解な英詩を辞書首っ引きで読むのと同じ以上の集中力を要する。
常に世の中から逃げたい一心であるが、既に逃避生活が出来ていることも事実だ。
私のような苦しみを実は誰もが抱えているのか、それとも私だけが異常なのか、そこのところがよくわからない。
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