私には珍しく夜の7時半に野暮用を入れ、クルマを30分くらい運転して某所へ。
その後、湘南モールに行って、ラズリ様御用達のドッグフードとジャーキーをしこたま買った。
小雨が降っていた。だからだろうが、夜のショッピングモールは閑散としていて、買い物客が少ない。照明が暗い感じがした。
早々にモールでの買い物を終え、クルマに乗り込んだ。
東海道線と平行している道路を走っていると、貨物列車とすれ違った。
貨物列車に惹かれる。2つの思いからだ。
ひとつは中学何2年か3年生の頃、貨物列車を詠んだ詩を習った。教科書に載っていた詩なのか、NHKラジオの「中学生の勉強室」だったのか、あやふやなのだが、とても変わった詩だった。
>貨物列車が走っている……、ワラワムワムワム……>
ワラとかワムというのは貨車の型番(の総称)を示していて、列車には必ず型番を記したプレートが付けられている。それをただだらだらと並べただけの詩だった。
実は詩の作者名を知らない。忘れた。何年か前、うろ覚えのワラやワムを手がかりにネットで調べたことがあった。まったく出て来なかった。こういう素朴な詩は草野心平に違いない、と見当をつけ、図書館に行って調べてみたが、なかった。
私の耳にはこの詩の朗読が残っている。読んでいたのは渋い声の男性だ。
誰かこの詩のタイトルと作者をご存知ありませんか?
もうひとつの思い出は、中学高校と私は踏切で貨物列車が走り行く様を眺めるのが好きだったことだ。当時、国鉄高徳線の屋島駅から徒歩2分にある家に住んでいた。うちからすぐそばに踏切があって、そこで貨物列車が通り過ぎて行くのをしばしば見ていた。貨車が20か30輌かわからないけど、貨物列車は長い。有蓋車ゆえ何を積んでいるのか、どこへ行くのか、皆目見当がつかない。いくばくかの郷愁を感じた。そこに夢もあれば不安もあった。
中学2年の頃まで高徳線にはSLが走っていた。いつの間にかSLは消え、ディーゼル機関車に変わった。
今でもたまに貨物列車を見かけると、胸が熱くなる。
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