2023年12月、分析と予想。世界的な流れとなっているリベラルと保守の対立
テレビが、ネットを敵視する理由の1つに、ネットの中の保守の台頭がある。テレビ、および、マスコミには、リベラル系の人材が多く、彼らが主導権を握ってリベラル系の情報を流し続けていた。政治的にもそうで、極端なEVシフトもその流れの中にある。ディズニー映画のポリコレも同じ。一方で、そのような極端な思想的押し付けに、大衆の多くは、嫌気をさしてきた。それが、世界的な保守の台頭を生んでいる。来年のアメリカ大統領選挙も、共和党優位とも予想されているように、リベラル系の政党は、やり過ぎた感がある。世界的なリベラル系政治の流れに乗って、中国も成長してきたが、ここにきて、ロシアのプーチンが、とんでも行動に出て、中国も、ロシアの仲間と思われたのか、アメリカが一気に中国を敵視するようになる。アメリカのリベラル系の民主党が、中国を敵視し始めたのだから、これは、中国にとっては想定外の事態だったのではないだろうか。理由は、ロシアのウクライナ侵攻で、中国は、ロシアの煽りを食ってしまった。ロシア、中国、北朝鮮を、3兄弟と表現し、一蓮托生のようにグループ化されていて、中国にとっては、ロシアと関係ないだろと、否定もしたくなるだろう。ロシアと中国は、笑顔を見せながら、つま先で蹴り合っているような仲で、決して良好な関係という訳ではない。過去には、ロシア(ソ連)と、中国が戦争に発展するのではないか、と思われる程、関係が悪化した時期があり、その時に、中国は、アメリカ、そして、日本に、擦り寄って来た経緯があった。日中国交回復は、その時に実現したものだ。その後、中国が経済的に力を付けてきて、大いに発展し、今では、ロシアと中国の関係は逆転していると言われる。あのプーチンが、中国には、何も言えないような状況になっている。だが、現状の中国は、良い状況とは言えない。アメリカとの対立、そして、割と良い関係が続いていたEUとの関係がここに来て怪しくなっている。原因は、ロシアのウクライナ侵攻によるEUのエネルギー危機、そして、EVシフトによる中国製EVの台頭だ。ロシアからの天然ガスが滞り、EUは、四苦八苦している。そんな中、電気を大量に食うBEVを普及させようというのだから、タイミングが悪い。市民は、電気代の高騰、エンジン車への高課税の中で、安い中国製BEVを選択するしかなく、中国製BEVが予想以上にEUで売れるようになった。この予想外の中国車の躍進に、EUの首脳陣は焦り出す。そこで取ったのが、中国製BEVの締め出しだ。補助金をカットし、その上に税金を課して中国製BEVの値段を上げて、販売にブレーキを掛けようと目論む。これには、中国も一言言いたくなるだろう。お互い課税合戦になる可能性もあり、EUと中国の関係は、微妙なものになる。中国がEUの市場を失うことは大打撃で、冷え込んでいる中国経済にさらに追い討ちがかかる結果となる。BEVを使ったEUの思惑は、プーチンのウクライナ侵攻で、破綻したとも言えるだろう。それに、中国が巻き込まれている。これからも分かるように、現状、世界的な反感を買う侵攻は、国を破滅させる可能性があることを忘れてはいけないだろう。リベラルの政策は、かなり無理があるシナリオで、その無理が破綻し始めているのが現状。有権者が、保守政党に流れ始めているのもリベラルな政策への嫌気が根底にある。これは、日本でも同じで、テレビがこのリベラルと保守の対立に巻き込まれている。テレビタレントが、テレビで、ネットを批判する場合、視聴者は、このタレントは、政治的な主張をしていると感じてしまう。タレント本人には、単にテレビ局に媚を売りたいだけかもしれないが、リベラル対保守の対立に巻き込まれてしまうのだ。有無を言わさず、ネット批判のタレントはリベラル側だと認定され、保守から攻撃対象とされる。それというのも、ネット世界で、保守化が進んでいるためだ。かつては、少数派だった保守が、ネット世界では、主流派になりつつある。特に、若い世代で保守化が顕著で、保守系のユーチューバーの人気が高い。新党の保守党が、人気なのもこの流れに乗ったからだろう。ネット世界では、自民党は、リベラルという認識が増えており、自民党内で、リベラルと保守の綱引きが行われていると捉えられている。今般の安倍派の政府からの全切りも、政治的な闘争とも見られている。自民党がどうなるかは分からないが、では、野党はどうかというと、左翼政党と保守に2分されている。もちろん左翼政党支持者もいる訳で、否定されるものではないが、政治的な流れから言うと、完全な傍流だ。左翼政党がリベラル政党とも思われなくなる可能性もある。自民党内でリベラルが本領を発揮して、政局にしてしまったので、今まで保守系と思われていた政党が、リベラルと保守に、分けられていくよう。自民党の認識が、大きく変わったのは事実で、保守系支持者が、自民党を攻撃する事態になっている。ネットでの反応は、まだ、テレビでは共有されておらず、テレビ界隈では、まだ、旧来の価値観で、判断しているだろうが、テレビは、リベラルで、保守の敵という認識が定着しつつある。保守の台頭で、テレビは、ますます厳しい状況に追いやられそうだ。EVシフトの未来だが、来年のアメリカ大統領選挙で、共和党議員が勝利すると、アメリカでのEVシフトは、激変する。この煽りを日本は受けてしまいそうだ。EUは、EVシフトは進めつつも、保護主義化し、中国が窮地に立たされる予想がされている。世界的に、EVシフトは停滞ぎみ、そう上手くいかないだろうという予想になる。
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