昨日9月19日火曜日。
自転車で隣町の大型スーパーへ行こうとしたら、前輪がパンクなのか虫ゴムの劣化なのかわからないものの空気が抜けていた。仕方なくクルマに乗り込んで向かう。
途中にメルセデスがある。先週、右フロントスピーカーの交換で見積もりをお願いしたのだが、いっこうに電話もメールも返ってこない。なので直接ショップを訪ねてフロントマンと向きあうことにした。乗り込まれるとは想定外だろうから、プレッシャーがあるだろうな。
担当者はいた。「忘れていた」とは言わず、「発注してます」と。修理交換費用がある程度高額のため、見積もりをとってから交換するかどうかを決める手筈だったのだが、彼はそこのところをすっ飛ばしている。とっちめてやろうか、と思わないでもなかったが、ボケたふりをする。
「じゃあスピーカーが届いたらご連絡下さい」
早々にディーラーを出た。
相手の非を問い詰める人が多い。かつては私も「そちら側」の人間だった(と思う)。が、いつの頃からか相手のミスを受け容れて非難しないようになった。明らかに自分が正しくて相手が悪いケースだと、私が勝って先方は負ける。わかりきった展開が確信できた瞬間から、威圧しようとする自分の歪んだ優越意識にうんざりする。
勝つのもいや、負けるのもいや。引き分けがいい。
こんな方針に転換したら、逆説的に損得評価がややプラスになった。
クルマのなかで聞く音楽はロックやポップスより、アンビエントやピアノ曲が増えたため、スピーカーにノイズが出ると悲しくなる。ラップもよく聞くのだが、言葉が不鮮明になるのもつらい。だからスピーカー交換は費用の多寡に限らずマストだ。前回、左のスピーカーを交換した。それより安くなるとも思えないので、フロントマンから「前回通りの修理費となります」と言質もとれたことだし、よしとしよう。
昨日も今日も全集原稿の最終リライト。
本日20日は夜、zoom講演会がある。テーマは「731部隊」で、戦後、731部隊で人体実験をやって来た医師が終戦後どうなったか、という検証らしい。講演者は京大医学部出で731部隊研究の第一人者吉中丈志氏。
仲間からの誘いで早々に参加表明したのだが、こういう歴史検証を知れば知るほど、日本国の汚れきった社会体制と日本人総体の反知性が浮き彫りになって、劣等感に通ずる情けなさを覚える。知らぬが仏か(笑)。
そう言えば高校で倫社を習った一年間、日本は世界でも有数の文化国家だという思いがどんどんとひしゃげて行った。教科書の最初に習ったソクラテスは紀元前の人。当時の日本なんて文字もないような原始国家だ。ギリシャ時代然り古代ローマ然り、あるいはお隣中国然り。同時代の日本をそこに並べてみると、その埋めようのない文化の差に愕然とした。まあいいけど。
ログインしてコメントを確認・投稿する