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2023年02月15日20:22

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鶴見の沖縄タウン散策、「エル・バイサノ」で極上ランチ

 午前11時、10歳年下のヤマザキ君とJR京浜東北・鶴見駅で待ち合わせ。今日はふたりで沖縄タウンを散策、そしてランチをするという約束だった。
 ヤマザキ君が東口と西口を間違えたようでジャスト11時、ケータイに電話を掛けてきた。その2分後、ヤマザキ君登場。
 それにしても寒い。体感温度は3度かせいぜい5度くらい。
 挨拶もそこそこに、沖縄タウンに向かって歩き出した。バスだと5分かそこらで着くだろうが、徒歩なら25分くらいの距離か。途中、鶴見川を跨ぐ橋があって、吹きっさらしの強風で身体が震えるほど体感温度が低い。こりゃ散歩というより山伏の修行だ。
 沖縄タウンの中心に位置する「おきなわ物産センター」に着いたのは駅を出てから30分後。ヤマザキ君がiPhoneの「マップ」アプリを見ながら「こっち」「あっち」とナビを務めてくれたのだが、一回逆方向に歩いたりした。
「物産センター」と同じビルに喫茶店があったので、ランチよりも前に一度、身体を温めたくて珈琲を飲むことにした。喫茶店名は「ゆうなの花」。私は珈琲ではなくカフェオレを注文した。それくらいに身体が冷えてしまった。
 互いの近況話を一通り終えたところで、時刻は12時半。そろそろランチを食べに行こう。
 鶴見で沖縄そばと言えば「ヤージー小」一択だ。以前に行って沖縄そばど真ん中という味を知っているので、連れて行ったらなんと本日定休日だった。ネットで調べりゃわかるのに、行き当たりばったりだ。
 沖縄タウンには南米のレストランが3軒か4軒ある。だからブラジル料理店にでも行きますか、と彼を誘い、割と有名なブラジル料理店「ユリショップ」に行った。が、ヤマザキ君も私も店から漂う雰囲気に「あまり美味しくないかも」という勘が働き、途中に見かけた南米系大衆食堂に戻ってそこで食べようということになった。
「エル・バイサノ」という店名のペルー料理店だった。ブラジルじゃなくペルー?
 中に入ってメニューを見せてもらい、ヤマザキ君も私も本日のランチ「ピカンテ・デ・カルネ」定食を選ぶ、飲みもの付きで850円。「ピカンデ〜」には日本語で説明書きがあって(牛肉、じゃがいも、ミックスベジタブルの煮込み)とあった。飲みものは珈琲ではなく「チチャモラーダ」を選んだのだが、これなんだ?
 すぐに「チチャ」が出てきた。飮むとなんだか不思議な甘いお茶で、二口くらい飮んだら幻覚が現れ三口飮むと昏倒するのではないか、という麻薬みたいな味だった(笑)。あとで調べてみたら、紫芋を原料にした「ペルーの国民的スーパードリンクで、ポリフェノールは赤ワインの6倍も含まれる、栄養効果が非常に高いドリンク」とのこと。
「ピカンデ〜」はなんともボリューミーで濃厚なる炒め物?煮込み物?料理で、初めて味わったスパイスが効いている。これはこれは、とても美味しいです! 食べ終わったあと、今年中にもう一回食べに来てもいいな、と感動。料理の他に小さな器に入ったスパイスソースが添えられたので、試しに掛けてみたら、このソースも形容しづらい味で、唐辛子とハーブとお砂糖と岩塩とマヨネーズを合わせて煮込んだようなテイストだった。次に行ったら、店主にソースの名前を訊いて手帳にメモりたい。というか、うちに持ち帰りたいので売って欲しい。
 お客が少なかったこともあって、50分ほどレストランにいた。
 おきなわ物産センターへもう一度行って、私はサータアンダギーを、ヤマザキ君は地ビールを買い、鶴見駅に戻ることに。
 今度は道がわかっているので早足で20分強くらい。
 駅で別れることも考えたが、「鶴見と言えば総持寺なんだよ。立派なお寺らしい。石原裕次郎のお葬式があった寺でも有名」と講釈したら、ヤマザキ君は行く行く、と。私も初めてだ。
 想像以上に立派な曹洞宗のお寺だった。広大な敷地と立派な僧坊が数多く建ち並んでいる。裕次郎さんのお墓にも行った。頭を下げて「さっき、オッサンなんて軽口を叩いてごめん。デビュー当時の裕次郎さんを知らない世代だから許して」と呟いたら、裕次郎さんは笑って「許すも許さないも、おまえさんの勝手だよ。まあ元気にやりな」と答えてくれた(気がする)。
 午後4時、鶴見駅で解散。
 この時点で1万6千歩だった。
 ヤマザキ君とは今年、もう一回、歩く約束となった。
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