1日のうちのわずか2時間半のライフログ。
午後1時半、快晴。一日で最も高温の時間帯だ。
1週間乗らないと調子が悪くなる原付バイクで逗子に向かった。あくまで目的地は逗子のOKストアだが、途中にブックオフがあるので、毎回立ち寄る。この2店セットは月平均3回といったところか。
経験値が活きていると言えるし、情けないのかもしれないが、こと文庫と新書と単行本(小説系)の100円棚について、新たに棚差しされた「新入り」はほぼわかる。そうか、半額棚からこちらに異動となったのね。
新書100円棚に吉田裕さんの『日本軍兵士』があった。数カ月前は新書のブックオフ的定価棚に収まっていた。吉田裕さんや保坂正康さんの戦争本は、著者自らが「私は教条的な左翼でも右翼でもない」という姿勢が見て取れるので、読んでいてある種の安心感がある。
『日本軍兵士』は内容が(悲惨きわまる)歴史書にもかかわらず、新書としてはかなりのベストセラーになった。私が手にとったのは2018年4月刊の8刷で、帯には「10万部突破」と書かれている。
内容は、侵略の歴史ではなく、戦場の現実がテーマとなっている。南方戦線で戦った一兵卒が帰還後、戦場体験を綴った「自分ノンフィクション」は多々あるのだが、こうして学者が俯瞰的に全体像を捉えたのちに個々の「死の戦場」を分析するという本は、日本の場合、あるようでない。その要因の一つがイデオロギーで、簡単に言っちゃうと「なぜ勝てもしない戦争を始めたのか」「あっちでもこっちでも悲惨な戦場ばっか」「日本は追いつめられてやむなく戦争をさせられたのだ」「アジアの解放を目指して日本は欧米と戦った」などなど、著者が足元から冷静さを失っていて、自己主張満載の歴史本が当たり前になっているからである。これでは学術書どころか、ただの講談本である。
この新書を買うつもりなのに、敢えて長い前書きをその場で読んだ。吉田さんの執筆意図はいま、私が長々と書いたようなことに触れていた。
今日は20パーセント引きデーだったので、88円でゲット。1冊だけでやめといた。
OKストアに行って大量の食材を買い、急いで帰った。原付の制限時速は30キロ、道路の制限速度は40キロ。原付乗りは誰でも限りなく40キロで走る(笑)。
今日もいい一日だった。
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