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2021年08月18日14:19

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映画「横浜メリー」

 昨日、返却本があるため図書館へ。先に「文教堂書店」へ寄った。マイミクさんの文庫は目立つように面陳されているだろうか。
 毎年、7月半ばから「夏休みの100冊」フェアが中規模以上の書店では開催されている。家の近くの文教堂では新潮、集英社、角川文庫がそれぞれ(100冊ではないが)新たな帯をつけたりして平台に積まれていた。ざっくり見ていると、私の年齢でも読みたい文庫がある。もっともこの数年内に出た版元一「推し」の文庫が多数含まれているので、当然のことだろう。かつては今読んでおきたい古典を若い層に、という企画であったが、方針が変わりつつある。
 マイミクさんの新刊は棚挿しも含めて見つけられなかった。見落とした可能性もある。というのも文庫棚と平行して新書棚があり、ホリエモン、橋下徹、池上彰といった著名人の顔がカバーに全面印刷された新書がずらっと面陳されていて、いやでも目に入る。集中力が削がれ、早く立ち去りたいという思いに駆られる。
 その足で図書館へ行き、『生命の森の人びと』(吉田敏浩著)を返却。著者はビルマ北東部の僻地に1年以上住みついて、文明化の遅れた村の暮らしについて愛情溢れる視点で描いていた。児童書なのだが、むしろ大人向きだと思う。ミャンマーは軍事政権となって都市部の生活は激変したが、辺鄙な村にもその影響が波及しているのだろうか? 日本政府は軍事政権の中枢と深いパイプがあるとされ(政府もそう発表している)、この先どう対応を変えていくのかということをもっと知りたい。
 図書館は今月末で1カ月の休館に入る。蔵書整理の目的というのだが、コロナ感染予防の理由もあるのかな。残念ながら、図書館や博物館は不急不要だと思う。じゃあ新刊書店は? 100円ショップは? 洋菓子店は? 雑貨店は? 1カ月や2カ月、そこで買わずとも生活は成り立つので不要不急か。上質のケーキなくして生活なし、という人はいない。
 リサイクル本の机に2019年の「小説新潮」が並んでいたので、R18文学賞特集号一冊をもらってきた。女性の新人作家は既成概念に囚われがちなベテラン男性作家に較べ、時代の鮮度がよろしい傾向にある。この号には女性の書いた短編が10本近く載っているので、読み応えがありそうだ。私のことだから、関心を持った新人作家がいればそのかたの本を探して読むということになる。

 夜23時ちょうど。
 YouTubeで「横浜メリー」とシャレで打ち込んでみたら、いま読んでいて残り50ページになった中村高寛氏が製作した映画がフルで上がっているではないか。もっとも中国語字幕付きというのがイヤだし、明らかに不法動画であるのが問題だが。
 が、とうとう最後まで見てしまった。25時となり、時計を見ながら慌てて薬一粒の服んでベッドに入った。
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