線状降水帯って気象用語はいつ頃から使われ始めたのか。一昨日から九州北部がたいへんなことになっている。小学校の夏休みが始まる頃、土砂降りの通り雨、風流な響きである「夕立」はたまにあったし、台風による土砂災害も西日本一帯でよくあった。しかし、線状降水帯とは全然違う。
8月14日。ようやく今夜、NHKスペシャルの戦争特番があるようだ。番組欄の21時に「戦争を支えた女性たち国防婦人会の証言」とある。朝刊のラテ欄で知った。政府の圧力というより国民の無関心から、だんだんと歴史を振り返るという「夏の追憶」がなくなってきた。前の政府、現政府は意図的なのか無自覚なのかわからないのだが、戦前を風化させ、さらに美化せんとするような歴史観がいっそう濃くなってきて、私のような「人権派」は「俺が狂っているのか、世の中が狂っているのか、さあどっちだ?」と自問することがますます増えて来た。
それほどに戦前が恋しいのであれば、徹底してやればいい。国会議員全員で歴代の天皇をそらんじ、「朕惟フニ」の書き出しで有名な教育勅語と、「大日本は皇国なり」の戦陣訓を丸暗記せえや、と思う。もし間違えたら銃剣で殴りつけ、その班(その政党)は全員メシ抜きの罰を与え、それでも覚えきれない議員がいたら容赦なく木に吊したらいいだろう。それが戦前の規範である、真実である。
週末から来週前半にかけてずっと雨の予報だが、これ以上の災害が起きませんように。
などと思いつつ、正午前、雨が一時的にやんだので、「元町ユニオン」に行く。昨日、たまたま目にしたチラシでオリーブオイルがバーゲンしていたから。往復したら2500歩になるので、一石二鳥だ。
オリーブオイル2本と様々なおはぎが数多く並んでいたので胡麻をまぶしたおはぎ2個パックを買って、とっとと出る。すぐ前にある本屋に寄りたかったが、鎌倉は新型コロナ感染者が相変わらず多くて、なんか心理的に入りにくい。ワクチン接種2回目から3週間が経ち、現在のところコロナの症状はないものの、一回くらいPCR検査を受けて陽性者ではないことを確認したいと思う。
有料なら可能である。が、欧米でも中国でも東南アジアでも韓国でも、医療体制が一応整っている国はどこの国でも無料じゃないか。なんか腹立たしい。五輪の総経費が1兆4千億円という説と、4兆円という説の2つがあるが、両者の数字が離れ過ぎていて、どちらも信憑性に欠ける。国民1億人分のPCR検査費用っていくらだ? 1人2千円だとしたら2千億円で、かつて論議を巻き起こした国立競技場一つ分じゃないか。いずれにしても立候補時8千億円の想定予算が倍か3倍か4倍か5倍になっているわけで、これひとつとっても頭が狂ってる、としか言いようがない。五輪発祥の地・ギリシヤ時代に科学的精神は生まれた、なんて話だが、それってもう4千年も前だぞ。
2千年も前に、セネカというひとは「真に生きることとは叡智を磨く暇を十分に持つということである」と言ってたし、「過去に目をしっかり向けない者というのはかつて悪事をたくさん働いたからそれを思い出すのがつらい罪人たちだ」などと批判していた。悪夢を美化するアベ、目の焦点が合わないスガ、身体を左右に揺らしながら話すニカイ、自分の金と国家の金の区別がつかないモリ、メダルを見たら囓りたくなるカワムラらに聞かせてやりたいわ。っていうか、高校の授業で「倫社」を習わなかったか。倫社で、初めて授業の内容が理解出来ない、という体験を私は味わった。アベらが理解できないのは当たり前か。
確実に文化や文明や人間は進歩している。にもかかわらず、なんだこの空虚な時代は。
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