某月某日、といっても本日6月15日の午前11時過ぎから12時半のことなんだけど、1時間半のライフログを残しておく。
先月末で原付バイクの自賠責保険が切れた。これは強制保険で、自賠責保険がないと公道で走ることはできない。この先も原付を確保しておく、という考えが9割だが、いろんなものを断捨離したいこともあって、手放すという選択肢もある。
約3週間、決断を下さないままこの問題を放置していた。優柔不断の自分には往々にしてあることだ。
今日の午前8時半、入院中の友人からメールが届いていたので読んだ。激痛で七転八倒、というメールを立て続けてにもらっていたのだが、今朝届いたメールはそのことに触れていない。
他人のうめき声を聞くのがいや、看護師に当たり散らす横暴な患者を見ると腹が立つ、ということで、大部屋は地獄ゆえ個室に移った、と。それで一挙に快適になった! 一日1万5千円の負担は痛いけどガン保険から一日1万円が出るのでまあいいか。
こんな内容で、客観的に見たら「それは、よかったよかったよかった」と感じた。
彼の嬉しそうな口調で自分も嬉しくなった。
胸につかえていた原付バイクの件、あと2年くらいは所有して、気軽にチェアリング(本を持って好きな場所へ行く)でもしてみるか、と。
いまの原付で公道を走るのは法律違反だが、「ファミマ」までは500メートル。バイクが俺を呼んでいる(笑)。こういうところが私の長所だ。
ファミマの駐輪場にいったん原付を駐め、銀行に行ってお金をおろす。
で、ファミマに戻り、「ファミポート」という機械で自賠責更新手続きをする。と書けば簡単なことだが、4月に送られていた更新手続き書を読みながら、バーコードを読み取り機にかざし、暗誦番号を打ちこみ、さらに一部の個人情報を書き加えたりという操作は、銀行のCD機で振込をするよりも手順や操作が難しい。そもそも4桁の暗誦番号って(笑)? そこで間違った番号を打ったら、最初からやり直しになった。セキュリティを強化すると、こういうことになっちゃうんだな。
で、手続き完了のレシートを受け取ってから、今度はレジに行って料金を支払い、さらに今度はマルチプリンターに移動し、保険証書を印刷してようやく無罪放免となった。
バイクを駐輪場に置いたまま、本屋へ行く。先週、新聞広告で見て読みたくなった長編小説があれば買うかな。それと、昨日読んだ文房具雑誌で惹かれたガラスペンを見たくなった。その本屋は本よりもむしろ文房具のほうが充実している。田舎の本屋って昭和は本屋兼文房具店だった。
残念ながら広告で知ったその本はなかった。初版部数はおそらく5千部くらいだろうから、こんな田舎には回って来ないのかも。
文庫の新刊台に行ったら、一冊の本が目に付いた。小野寺史宜の『夜の側に立つ』で、帯に矢部太郎の推薦文が載っていた。買わなかったのでうろ覚えだが、「きらきらした明るい世の中が苦手なのでこのような小説が好き」みたいな意味のことをもっと上手く書いていた。
小野寺史宜はがん闘病中の友人からもう何年も前に、「図書館で借りた新人作家の小説が面白かった。『それは甘くないかなあ、森くん。』ってタイトルなんだけど、おまえの趣味にぴったりかも」などと言われ、やむなく彼が図書館に返却した直後に借りて読んだら、これが存外面白かった。以降、3冊くらい読んだ段階で飽きてしまい、ご無沙汰中。
ガラスペンは探しても見つからなかった。下手に買ってしまうより、うん十年ぶりに万年筆を復活させてみるのが先決だろう。いや、アナログ嗜好を満たしたいのであれば、ペンとボトルインクのほうがいい。
そんなふうな妄想をしばししていると、百均に行って細筆と半紙を買いたくなった。墨と硯は家の中のどこかにあるはずだ。しかし、本屋からダイソーに行くのは面倒なので、ファミマに戻ってバイクで帰った。
家に着いてiPhoneを見たら、知人から電話が入っていた。小さな所要で一時間程度の外出、という場合、iPhoneは携帯しない。山梨県に移住したカメラマンの奥さんで、そのカメラマンは5年前に急逝した。
折り返し掛けてみたら、「半年ぶりでお墓参りに行こうと思ってるの。横浜で会えないかなあ?」と言われたので、そういうことならぼくもお墓参りに付き合うから現地集合でいいよ、と応えた。彼の墓は三浦半島の突端にある。私にとって、ちょうどいい距離のドライブだ。
まあ私の日常って日々、特記するような事柄もなく、どうでもいいようなことがただ淡々と流れているだけです。
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