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2021年04月10日20:17

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季節外れの花火大会

下道で延々と3時間、高速はわずか30分の運転。下道では2回休憩をとる。一度目はランチを兼ねたラーメン、もう一度はコンビニの駐車場に駐めて、コーヒー。
目指す「廃墟ホテル」に午後4時前に到着する。ホテルの前に川が流れていて、チェックイン前にしばし佇む。
残念ながら廃墟とは言いがたく、ごく一般的な安ホテルだった。客室数は多いがロビーには私以外いない。
部屋もまあまあ清潔そうだし、館内には岩風呂もある。早速、浸かりに行った。
夕飯はホテルから歩いて4分の大衆食堂でとることとする。昭和30年代の雰囲気漂う食堂で、つげ義晴の「もっきり屋」を思い出す。
テーブル席では4人の客が既に出来上がっていて、口角泡を飛ばしながら大声で会話している。飛沫防止対策なんてしていないおよそ縁がない昔ながらの食堂だ。今の時代、このような光景は「珍百景」と言えるだろう。
私は静かに「馬モツ煮定食」をいただき、そそくさと退店した。かなり旨し。
ホテルに戻って、また岩風呂に行く。今度は洗髪した。
もう少しボロいホテルを期待していたので、拍子抜けだ。しかし、室内の照明がしょぼい上、暗いので、アジアの安宿感がある。
と書いていたら目の前で花火大会が始まった。なんで?
すげえな、口をあんぐり。発射しているところがホテルの部屋から15メートルだ。これほど近くで夜空に打ち上がる大きな花火を見たのは初めてだ。しかも私が泊まってる部屋のまん前。そんなアホな。
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