自分は底意地が悪い、と思う。
先週末、テレビニュースで繰り返し、調布の住宅地で起こった道路の陥没、一軒家のひび割れを引き起こした東京外環道工事で、ネクスコ東日本が住民説明会を開いて責任を一定認め謝罪、と報じていた。地下40メートで車用のトンネルが通るらしい。
リニアは一部の反対を押し切って着工され、現在、建設中だ。JR東海だか国策だか、工事の主体は曖昧だが、品川から相模を抜けて南アルプス、そして名古屋まで、半分以上がトンネルの中を走る。人口過密地帯である品川から相模湖まではほぼ地下トンネルであろう。品川区太田区川崎市横浜市相模原市というエリアの地下40〜50メートルを時速500キロのリニアが走る。よく反対運動が起きなかったものだ、と逆に感心する。おかみの言うことに従順で、それに反対しようものなら、非国民というレッテルを貼られる時代。これから先、トンネル工事が始まって、閑静な調布の住宅地と同様に被害が出てから、ようやく工事がストップするか、もしくは補償金を払って解決することになるのだろう。品川からほど近い3億円相当のタワーマンションが傾く事態にでもなれば、私のような反対派は溜飲が下がる。そもそも「新しい生活様式」にリニアはそぐわないのではないか、
国家の政策に異議を唱えたら国賊、総理を批判したら「日本人ですか」と、ネトウヨを先頭に国家主義が跋扈する。これはなにも無教養な右翼のみにあらず、過半数の日本人が知らないうちにネトウヨ化していて、芸能人が引き起こした些細な事件が社会的熱気を帯びたり、アンモラルを激しく否定するようになったりと、いったん日本人を離れて日本の世相を見てみると、トンデモない国に映る。
2000年、世界のGDPに日本が占める割合は14.4パーセントだった。
2019年、それが6.0パーセントに低下した。
国民の平均所得がOECD各国で唯一、低くなった国が日本だ。
こういう結果を招いたのは、国家主義的な政治家と経済界と多数の国民、つまり国家を批判したらソッコー「あなたは日本人ですか?」と不思議な反応をする輩のせいであろう。歪んだ愛国心ほど醜いものはないと思う。
今日から年賀状を書き始めた。
相変わらず掃除を真面目にやっていて、今日は庭掃除まで始めた。
でも、生活の中心は詩人のノートを解読することで、これがあるから自分軸がぶれないんだと思う。
今年も残りあと3日か。
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