これは、意外に深い問題かもしれない
中山功太がテレビから消えた。中山功太と言えば、R-1の優勝者。だが、優勝後、テレビで活躍することはなく、活躍どころか芸人としての活動すらしていなかった時期があるそうだ。大阪を中心に活動していたようだが、大阪のテレビですら、さっぱりだった。今、ブレイクしている千鳥と比べると、その差は歴然。千鳥は、M-1に出場していたが、優勝はできなかった。クセの強い漫才で、東京で受け入れられるか疑問視する人もいた。だが、大阪では、すでに大人気で、テレビに出まくっていたのだ。とにかくロケには定評があって、ロケの千鳥という評価はすでに定着していた。東京進出もロケからになるが、ローカル局で始めたロケ番組が大当たり、今では、関西でも放映されている。千鳥は、大阪でこそ人気者だったが、決して東京向きの芸人ではなかったと思う。本人達も、そこは自覚していたようで、東京進出初期の頃は、やはり苦労していたようだ。そんな時に、千鳥のノブが何をしたかというと家族のために大阪にマンションを買ったのだ。このブレブレの行動は、他の芸人達に突っ込まれていたが、関西のファンにとっては、千鳥は関西を捨てていない、という思いになって、ホットしたところではないだろうか。その後も、千鳥は、関西のテレビに出続ける。当時は、背水の陣で、関西の仕事を全てを捨てて東京に進出し、酷い目に合っていた芸人が続出していて、ノブのブレブレの行動は、覚悟がない、と思われていたが、結果、大正解だったのではないかと思う。東京進出の時に、何も関西の仕事を全て捨てる必要はないだろう。例えば、紳助や明石家さんまは、関西でレギュラー番組を持ち続けていた。また、東野幸治や今田耕司も同じ、関西で番組を持っている。あのダウンタウンもそうなのだ。千鳥の、関西でも仕事をしながら東京でも仕事をする、というスタンスは、いわば売れている芸人の定番でもあったのだ。千鳥の大吾は、大阪の仕事は全て捨てて東京に賭けるというスタンスだったかもしれない。だが、ノブがゆるゆるの行動を取ったため、大阪でも仕事を続けることになる。関西のテレビの仕事を全て捨てていたら、今の千鳥のブレイクは、少し変わったものになっていたかもしれない。中山功太の場合は、R-1優勝後、何をしていたのか分からないぐらい関西でのテレビの露出は少なかった。不思議な程少ない。関西のテレビは、吉本の影響が強く、中山功太を番組にねじ込もうと思えば、いくらでもできたのではないかと思うが、それがなかったのだ。吉本も中山功太を売る気がなかったように思える。はっきり言ってしまうと、使えない芸人だったのではないかと思われる。理由は分からない。ネタは面白い、芸人としての才能はある。だが、テレビ向きではないのだろう。どうやら、他の芸人との絡みや、フリートークに問題がある可能性がある。その辺りは、謎だ。芸人達が、中山功太には触れないからだ。芸人が中山功太を話題にすることがほぼない。中山功太は、テレビどころか劇場にも出なくなり、芸人引退状態になる。一時期、芸人を辞めてタレントへの転身を模索したようだが、それも失敗。側から見ていると、何をしたいのかが、まるで分からない。自分はお笑いの天才だと思っていたようだが、それは、ネタに限ったことで、確かにネタは面白い。だが、それ以外のフリートークやロケ、食レポといったテレビ番組の仕事をこなせるのか、が疑問なのだ。ここに、千鳥との大きな違いがある。千鳥は、フリートークが得意で、二人共がフリートークを自在にこなせるコンビは、そうはいない。ロケは、得意中の得意で、トップクラス。テレビ番組の仕事を高いレベルでこなせる能力が千鳥にはある。漫才だけが上手いわけではないのだ。大吾の破天荒にノブのゆるゆるが何とも面白い。ノブは、ゆるゆるだが、素人やADにはめっちゃ厳しい。弱い立場の人間には大きく出て、強い相手には下手に出るクズなところもある。大吾は、立場の弱いADにも優しく接し、他の芸人からは、大吾の方が人間としてまとも、と評価されている。大吾は、ヒーローなところがあって、ノブは、人間臭いとも言える。ノブの風見鶏なところが千鳥を助けている面もあるので、決してマイナスには働いていない。中山功太は、今、母親が吉本の芸人となり、二人で母子漫才をすることもあるとか。どこに需要があるのか、とも思うが、人間性に問題がある場合は、テレビでの活躍は、かなり厳しいだろう。ネタは一級品なので、劇場やライブで活躍できたらとも思うが、時々は、テレビでネタを見せて欲しい。
ログインしてコメントを確認・投稿する