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2020年05月24日00:17

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この間、ぼんやりと考えてきたことのメモ

 今日は自室で、延々と音楽を流していた。昼間はバッハのゴルトベルク変奏曲を聴きながら原稿整理をし、夜は午後8時から「東京Jazzプラス」というオンライン・ライブを夜の8時から11時まで。途中で入浴したり、別室でちょっとした作業をやっていたので、3時間丸々聴いたわけでもない。
 最初に登場した小曽根真さん率いる15人のバンド演奏に、すっかり感心してしまった。オンラインでここまで自由闊達なスイングが出来るとは!
 次に出演したのがチック・コリアで、心底びっくり。79歳で今なお「現役」だったのか。オーソドックスなピアノ演奏をご自身も楽しまれるようにやっていた。京都で浪人生活を送っていたとき、下宿からわりと近いところに「52番街」という当時は超有名なジャズ喫茶があって、入り浸りというほではなかったが、この店でチック・コリアの「リターン・トゥ・パラダイス」を初めて聴いて、これならジャズに疎い私でも心地よく聴くことができる、と思ったのだった。
 渡辺貞夫やマンハッタン・トランスファーと大御所が次々に登場されたので、50分くらいパソコンから離れられず。
 コロナウイルス禍で私たちは「新しい生活様式」を模索せざるを得ない状況になった。
 厚労省が今月に発表し、テレビでしきりに語られる「新しい生活様式」ではもちろん、ない。アホ抜かせ。食事は対面ではなく横座りで食べましょう、会話は短く密にならないところで……なんて、まるで小学校の児童会じゃないか。
 世界は確実に社会的距離が小さくなった、ということがパンデミックで明らかになった。生命も経済もドメスティックに消費するものではない、インディペンダントではないということだ。こそばゆい表現であるが自分たちは「地球市民」である、という感性を持たないといけないのではないか。簡単な例で言うと、争いよりも共感、否定より肯定に重心を移すような潮流を作っていかないと、経済はおろか地球自体が回っていかないと、この間ずっと思っていた。
 私は泣き虫じゃないのに、音楽で泣いたり、ちょっとしたひとの仕草を見て涙ぐむことが増えた。しばらくの間、若かった頃に戻って自分の在処を模索したい。
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