mixiユーザー(id:6486105)

2020年01月27日21:45

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「私、可哀想な若者なんですか?」

 朝ごはんを食べたあと、パソコン部屋でメールやmixiをチェックしていると昨日までと一変、気温が真冬の低さだ。早々にパソコンの電源を落として、ガソリンスタンドへ灯油を買いに行くことにした。備蓄はまだあるものの、こういう時は潤沢に灯油があると安心できる。
 ガソリンスタンドに行ったら、案の定、2機ある灯油のセルフ給油は埋まっていて、もう一人が並んでいた。備えあれば憂いなしだな。
 まだ雨が降っていないこともあって、スーパーも客が多かった。今夜から雪が降る可能性もという予報なので、納得。
 1月23日の投稿欄(朝日)に「私、可哀想な若者なんですか?」という会社員(28歳)の投稿があって、これについて、私は複雑な思いを抱いている。
 若者は低賃金で自立ができない、世間ではそんな見方をされるが、私はそう思わないという一文で始まり、彼は14万円の月給で一人暮らしをしている。家賃は3万5千円で食費も自炊なら1日千円以下だ。趣味はカメラで、欲しいレンズを買うためなら食費や電気代の節約は全く苦ではない。仕事は精いっぱいしているが、将来的に昇給や賞与増の見込みは微々たるもので、だから結婚して家庭を築こうとは思わない。ここまで読み、「可哀想な若者だ」と思った人もいるだろう。が、自分はこれで不満はない。
 主旨はこんな内容だった。
 可哀想だとは私も思わない。むしろ好ましい。が、それはキミ一人が安月給でもシンプルライフを愉しみ、周りと比較することなく現状の暮らし方に満足している、という限定に於いてであって、3人、ないし4人に1人が非正規雇用で、しかも正社員(正職員)の年収の半分以下でいいように働かされているような社会は決して、成熟した豊かさとは言えない。この貧しさは私が生まれ育った昭和30年代よりもきつい状況で、しかも社会の締めつけが異様なほどに個人を圧迫するような社会である。彼は、押しつけられた貧乏、ということに自覚的ではない。
 今世紀になって以降、彼のような今の社会を素直に受け容れる10代20代が急増しているように思う。政府にとって、大多数の若者が善意ある子羊であるほど安心な世の中はないだろう。とりわけペテン師の総理・副総理にとって、従順な性格で安い賃金でよく働き政府批判は悪である、という国民が増えれば増えるほど、政権運営は首尾よく進む。
 が、「経営者」が馬鹿なら、当たり前のことながら国家でも企業でも生産性は落ちるし、文化は軽視されるし、恋愛や結婚という誰もが体験できる「文学的」営為もどうだってよくなる。で、国力はどんどんと衰退し、オイシイ時代に分不相応な贅沢をしてきたいまの60歳以上の人口比が高まり、40歳以下の世代は年金支給が果たしてあるかどうかも怪しい近未来があるだけだ。マルクス主義者の極左が言うのもなんだが、月給14万円の労働者が増えると義務教育や道路整備さえ維持できなくなる。14万円は毎月の納税額、というような給与額じゃないと、日本は成立しない。
 お上に従うがあまりに全体主義となった歴史を敷衍した社会観がない限り、彼の言う「私は可哀想じゃない」論は硬直した個人主義に如かずだと思う。
 今日、こんなニュースもあった。

 MX番組担当者が自殺か 賞品ランボルギーニ未譲渡 「迷惑かけた」メモ
(https://mainichi.jp/articles/20200127/k00/00m/040/104000c)
 なんだかやるせない貧乏話だ。
 番組内容はさておき、番組担当者は人間的に2千万円以下の価値しかないのか?
 なぜこれっぽっちで死ななきゃならないのだ?
 ヘンな喩えだが、安倍主宰の桜を見る会前夜祭、ホテルニューオータニの会場費でもこれ以上の額が使われている。個人にとって2千万円は高額であるが、テレビ局にとってこの額は私がユニセフに1万円寄付するくらいの痛みでしかない。
 ひとの命は安くなったな。道理で憲法の基本的人権を変えたいわけだ。
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