DIRT RALLY 2 初心者のタイムアップ法
4輪ドリフトを駆使したヨーロッパスタイルのラリードライビングがランク上位を占める中、コツコツと、ベーシックスタイルで走っている。それでも、徐々には、タイム出しにシフト。そこで、ある程度、基本的な走りができる前提で、タイム出しの仕方を紹介したい。事故らずに完走する、という、ものすごく、基本的な走りができていないと、この先には、進めないので、とにかく、ゆっくりでもいいので、事故らずに完走するミッションをまず、完遂して欲しい。この、遅くてもいいので事故らずに完走する、というやり方は、次のステップを上がるために、非常に重要になる。初心者は、事故に逃げずに、自分の実力と向き合ってもらいたい。攻めて事故ったから、タイムが出ないのは、しようがない、という言い訳をできなくするのが、目的の一つだ。事故らないで完走したタイムが、その時点での実力だ。タイムが遅くても、気にする必要はない。必ず、そこから、タイムは上がっていく。ただ、頻繁に事故を起こす場合、ドライビングに大きな問題を抱えている場合があって、それを修正しないと、成長が難しくなってしまうのだ。ドライビングに変な癖が付いている場合があるのだ。初心者が事故を起こすのは仕様がない部分もあるのだが、できるだけ事故は起こさないように走ろう。事故の原因のほとんどは、スピードの出し過ぎで、コーナー前にスピードを抑えると、事故は少なくなる。
事故を起こさないで完走できるペースが、その時点での実力。
完走ができるようになったら、次の段階へステップアップだ。スピードを出しても、比較的安全な箇所がある。それは、コーナーから脱出した後だ。ここで、事故を起こすことは、まずないだろう。コーナーの後には、長い短いは、あるが、ストレートがある場合が多い。連続コーナーは、一つのコーナーだと思って欲しい。簡略して異うと、コースは、コーナーとストレートの組み合わせでできている。コーナーへの侵入時に難易度が高くなり、コーナーからの脱出で難易度は低くなる。つまり、コーナーから、ストレートエンドが、最も安全で、スピードが出せる区間だ。ラリーの走りは、ここでスピードを出せるように組み立てていく。公道を走るので、ストレートと言っても、そう長いものでもない。直ぐに次のコーナーがやってくる。初心者の場合、コーナーの進入で勝負しようとするプレイヤーが多い。一番問題なのが、コーナーギリギリまでスピードを落とさないようにして突っ込むことだ。ブレーキ残しも、その一つだ。このオーバースピードでコーナーに侵入してのミスが、非常に多い。まず、このミスを少なくしよう。コーナー前では、さっさと減速してしまおう。減速を早めにしたことでのロスは、大したことはない。コーナーの奥まで突っ込むのと、コーナーの手前で減速を完了するのとではラインが変わり、脱出での加速に大きく影響する。ラリーでは、できるだけ早く加速に入れるように車をコントロールする。できれば、エイペックスを過ぎた辺りでは、全開にしたいのだ。エイペックスから、徐々にアクセルを踏み増すのではなく、すでに全開近くまでアクセルを踏んでいたい。そのためにも、ブレーキングは、早めに終わらせていた方がいいわけだ。このラリー的なドライビングの考え方は、サーキットでも使われるようになり、加速しながらコーナーを曲がる、というような言い方をする。荷重でいうと、ラリーの場合、エイペックスを通過する時点では、荷重はすでにリアに移動しているわけだ。ブレーキ残しは、強い前荷重を長く維持する走りで、エイペックス付近まで、前荷重が続く。ここから加速に移る場合、荷重を、フロントからリアに移動させなくてはいけない。すでに、荷重がリアに移動している車と、フロント荷重で、これからリアに荷重を移動させないといけない車では、加速に大きな違いが出るのは当然だ。ブレーキを遅らせての、コーナーへの突っ込みや、ブレーキ残しは、フロント荷重を維持する走り方で、もともとグリップのさほど良くないラリーのコースには、向かない。そこまで、フロント荷重にしても、大した効果は期待できないのだ。それよりも、荷重移動の、もたつきが大きくなり、車の挙動が鈍る。大き過ぎるフロント荷重で、車の動きが鈍る現象は、意外に多い。RRのポルシェが、非常にキビキビしたハンドリングを示すのは、荷重がリア寄りだからだ。つまり、フロント荷重よりも、リア荷重の方が、曲がりやすいわけだ。滑りやすい路面では、フロント荷重を強くすると、フロントタイヤが滑り始める。この挙動は、雨の時に特に強く出るので、フロント荷重を保つ癖があるプレイヤーは、雨で苦戦する。フロントが滑る状態に非常に弱い。雨のダートなどでは、フロントのグリップに頼った曲がり方は、できない。コーナーでは、重心は、車の中央ぐらいに保って曲がった方が、スムーズに曲がれる。その上、加速の際にも、中央からリアへとスムーズに荷重が移動する。この荷重移動を、感覚的に捉えることが非常に重要で、これが、遅くてもいいので、事故らずに完走するドライビングの目的の一つだ。事故を起こす場合、この荷重移動をコントロールできていない場合が多いのだ。事故らないでコーナーを曲がるということは、スピードは遅くとも、しっかり荷重移動はコントロールできている、ということになる。これが、非常に大事。荷重移動のコントロールは、感覚的でもいいし、無意識にやってもいい。とにかく、コーナーをスムーズに曲がる感覚を体感することが重要だ。この時、車の荷重移動も、スムーズに行われている。この感覚を覚えていくわけだ。後は、徐々にスピードを上げていくだけ。比較的事故率の低いところで、しっかりアクセルを踏んで、スピードを上げていく。これだけで、確実にタイムは良くなる。ゆっくりでもいいので、事故らないで完走することができれば、そこから、タイムを上げていくのは、簡単なのだ。コーナーではゆっくり曲がり、ストレートでは、しっかりスピードを出す。高速コーナーでも、できるだけアクセルを踏んでいく。これだけで、平均的なタイムは出るはずだ。これで初心者卒業。ゆっくりでもいいので、事故らないで完走できれば、初心者を卒業したのも同然なのだ。事故らないで完走する、というミッションには、ドライビングの基本がぎっしりと詰まっている。
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