9月8日火曜日。雨の予報だったが晴れ始めたので、久しぶりに布団を干すことが出来た。
昨夜、雨の中、勝手口に隣接するイナバの物置を開けて電球を取ろうとしたら、ドアが閉まらなくなってしまった。堅牢だとは言え、かれこれ35年前の物置だ。引き戸のレールには錆というより腐食があってそろそろ寿命を迎えようとしている。
格闘すること30分、なんとか閉めることが出来たが、私自身の寿命と負の競争だな。
その後YouTubeでおすすめにあがっていた韓国の「ドッキリテレビ」を見た。音大受験の実技テストで、生徒に混じって角野隼斗がいて、採点側の3人の教授陣がどういう反応をとるのかという、割と興味をひく企画だった。
デビュー当時は異色の経歴(東大卒)という色眼鏡で語られることが多く、私はクラシックに疎いものだから割と冷めた目で見ていたのだが、彼が(英語で)語る音楽観を聞いたり実際の演奏もYouTube動画で見ているうち、すごいひとだという畏敬を抱いた。
「ドッキリ」の仕掛けは、教授のレベルが高かったので、角野の技量を見破られて終わった。
その後、勝手に次の動画が流れ始めた。
なんとさっきの教授で女性韓国人ピアニストによるラフマニノフのピアノ協奏曲第2だった。
私にとってクラシックと言えばラフマニノフだ。
といっても2年ぶりに聞くラフマニノフだった。
第3楽章のエンディングまですべて聴いてみた。
そしてあろうことか、角野隼斗のピアノ協奏曲第2番も動画にあがっていたので、また35分にわたって聴いてみた。
ここ数年、集中力が続かないというADHD的な性格がいよいよ強まっていたので、いい「治療」を受けることになった。
それは今日に繋がり、電子書籍で昨日に引き続いて高梨文樹の長編を2冊、電子書籍で読み通すことが出来た。
偶然の出来事は畢竟、必然である、みたいな箴言があるけれど、その通りかもしれない。ちょっと謙虚な気持ちになれました。
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