ラリーで鍛えた日本車
日本の車メーカーは、レースへの参加に積極的だった。あのフェアレディZもラリーで活躍していた。舗装道路で速いだけではない。ラリーには、舗装路と未舗装路があり、フル参戦の場合は、全てのコースを走ることになる。舗装路で速く、ダートでも速い。それが、ラリーでは当たり前だが、これは、とんでもないことなのだ。舗装路で速い車は、多い。だが、その車をダートに持ってくれば、まるで結果が変わる。普通走れるものではない。ラリーで、ポルシェがミニに負けたという前代未聞のレースがあったが、先に出発していたポルシェがミニクーパーに抜かれてしまった。ダートでは、馬力があっても、タイヤは、空転するばかり、タイヤが空転すると車は、浮いたようになって、左右に揺れ始め、どこへ行くか分からない。リアが滑るだけでなく、フロントも滑る。コントロール不能。また、段差も厄介で、これで、車を壊す場合が多い。タイヤが、溝に落ちてしまう。岩にヒット、道のうねりで、車が浮いて、どこかへすっ飛んで行く。着地で、足回りが壊れる。ありとあらゆる過酷な状況に見舞われるのがラリーだ。アフリカもサファリラリーで、ラリーカーが爆走する。現地の人達は、それを見て、車のイメージを作る。だが、市販車で、サファリを走れる車がどれだけあるのか?サファリを爆走できる車、そんな車は、やはり限られてしまうのだ。日本は、世界一の豪雪地帯。世界にも、雪が多い地域は多い。雪道に凍結路面、ラリーカーは、そんな雪道も爆走する。トロトロ走るのではない。爆走だ。日本車は、そんな世界で鍛えられてきた。そこで培ったノウハウを市販車にフィードバックする。中国車の最大の弱点は、レース経験の少なさだ。自慢の車を引っ提げて、ラリーに参加してみれば良い。
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