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2025年12月13日15:53

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アメリカと中国の歴史的な関係 戦前、戦後

アメリカと中国の歴史的な関係 戦前、戦後
 戦前の中国は、中華民国だった。共産党も存在はしていたが、ソ連の中国支部という扱い。日中戦争は、主に日本と中華民国との戦争だった。当時は、日本では支那事変といわれていた。1937年(昭和12年)に日中戦争勃発。1932年に日本の傀儡国家と言われる満州国が、中国東北部に建国。朝鮮半島が日本に併合されており、朝鮮半島に行き来する人が、大変多かった。満州にも、日本人入植者が多かったが、南部と北部では、様相がかなり違った。南部は肥沃で、過ごしやすい地域だが、北部の土地は、痩せていて極寒、非常に厳しい環境だった。そこに、農業のノウハウを持たない日本人入植者がやってきて、苦労して開墾していた記録が残っている。日本と上海との行き来も活発で、今とは比べものにならないぐらい民間交流は進んでいた。映画や歌など、当時を偲ぶ作品が、沢山存在する。蘇州夜曲、上海リリーなど。文化的交流は、非常に密だったが、軍部も動いていた。アメリカは、フィリッピンを植民地にしており、中国にも租界を持っていた。後にアメリカ租界は、イギリス租界と合併して、合同租界となる。中国の租界は、列強の居住区となっており、治外法権となっていた。まさに、上海は、国際都市であり、魔都と言われた。この時代の中国は、いろんな意味で、魅力的とも言えるかもしれない。天使と悪魔が共存しているかのような時代だった。中国共産党は、1921年、ソ連の中国支部として誕生する。地方を拠点として勢力拡大を図っていた。日中戦争が勃発しても、共産党は、積極的には、参戦せず、力を温存していた。まったく日本と戦っていなかった訳ではなく、中国共産党軍が勝利した戦いもあった。基本的に、中国軍は、陸軍が強く、軍隊の主力となっている。中国国内での戦いは、非常にしぶとくて強い。だが、海戦や空戦では、いいところが無かった。日本軍との空中戦では、中国軍は、まったく歯が立たなかったと言われる。海戦も同じで、経験そのものが乏しい。アメリカは、中華民国と関係が深く、共闘するようになる。太平洋戦争が始まると、アメリカの爆撃機は、中国の空港から日本を攻撃するために飛び立って行った。アメリカと協力していたのは、あくまでも中華民国であり、共産党とアメリカは、敵対していた。原爆が落とされ、日本の全面降伏で、太平洋戦争は、終結する。そして、中華民国が戦勝国となった。戦後、中国で内戦が起こり、国民党軍は、台湾へと逃げていく。この内戦に、アメリカが口を出さなかったのは、中華民国の腐敗が原因だったと言われている。この反省もあってか、朝鮮戦争や、ベトナム戦争では、積極的に関与するようになる。朝鮮戦争では、マッカーサーが、中国に原爆を投下すると主張し、それを大統領が止めた経緯があった。ベトナム戦争で、アメリカ軍は、泥沼のゲリラ戦に引きずり込まれ敗戦。アメリカが、南ベトナムから撤退した。アメリカ軍にとって、ベトナム戦争は、転換点となり、ゲリラ戦の研究が進み、ロボット兵器の開発を進めるようになる。ジャングル線で、アメリカ兵が、恐怖のあまり、自動小銃をジャングルに向けて一気に打ち尽くしてしまい、弾切れ。そのため、小銃は、引き金を引いても3発しか出ないように改良された。ゲリラ戦は、アメリカ兵のトラウマとなったようで、アメリカに帰っても、麻薬漬けとなってしまう兵士が続出。反戦活動が活発になった。アメリカ軍と対峙していた北ベトナムのベトコンは、何をしていたかというと、地下に無数の通路を掘って、そこを行き来しながら、アメリカ軍を翻弄していた。地下に潜っていたのだ。これでは、いくら小銃を乱射しても当たらない。ベトナム戦争は、日本でも報道されていたが、ベトコンは、日本では、英雄扱いされていた。思想がどうのというより、あのアメリカ軍に、ベトコンが勇敢に立ち向かう姿に感動していた日本人は多かった。ベトナム戦争以降、アメリカ軍は、兵士の犠牲を恐れるようになる。アメリカの世論が反戦争に大きく傾くためだ。中国を統一した共産党軍は、台湾には、攻め込まなかった。やはり、難しいのだ。アメリカが遅まきながら動き出したのもあるだろう。アメリカは、反共産主義を鮮明にする。ソ連と対峙して、冷戦、軍拡、核開発が始める。中華人民共和国は、まだ貧しく、経済力も軍事力もなかった。毛沢東の時代が終わり、改革開放へと舵をきる。その時に、日本は、中華人民共和国に、さまざまな協力をする。毛沢東は、反日ではなく、日本人も軍国主義の犠牲者だという立場だった。反日が鮮明になるのは、天安門事件以降だ。改革開放で、中国の経済は、発展していく。日本との外交的問題も棚上げされていた。中国の雲行きが怪しくなってきたのは、習近平総書記の誕生からだった。アメリカが台湾に肩入れするのは、歴史的な経緯があるからだ。戦前から、アメリカと中華民国は、関係が深かった。そして、アメリカは、反共産主義であり、そのために、多くのアメリカ人の血が流されてきた。アメリカの、この基本的なスタンスは、変わらない。中国は、中華民国と中華人民共和国を都合よくミックスして主張するが、それは欺瞞に過ぎない。アメリカが、共産党と手を組んだ歴史はない。だが、トランプは、共産主義国家ともディールは、するだろう。だが、これを勘違いしない方がよい。

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