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2025年12月09日13:49

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初心者のための油彩画入門 油彩画の重要なポイント

初心者のための油彩画入門 油彩画の重要なポイント
 油彩画には、キモになるポイントが幾つかあって、そこを抑えることが重要。
 その1つが、フォルム、形だ。そのため、デッサンを、信じられないぐらい長時間、そして長期間行う。これを、一般の人にやってくれ、というのは、無理がある。そこで、写真をトレースして形を抽出する。これで、随分と違ってくる。ここは、理解しずらいかもしれないが、実は、プロは、昔から写真のトレースを行っていた。だが、一方で、トレースは、するな、という画家もいた。仕事の内容の違いや考え方の違いによる。今般、プロが、トレパクで問題を起こしているが、合法的なトレースは、プロの世界でも一般化している。デッサンは、写真とそっくりな絵を描くことではない。簡単に言えばデフォルメだ。これは、具象絵画でもデフォルメは行う。ハイパーリアリズムとの違いの1つでもある。具象絵画とハイパーリアリズムでは、方向性が違う。結果、やり方も変わってくる。デッサンを描き続けないと到達できない境地というものがあり、それが、デッサンの意味でもある。
 油絵の具は、半透明な絵の具だということ。1度塗っただけでは、抵抗感のある絵肌にならない。プラスチックのような質感になる。ペンキと変わらないのだ。ペンキも1度塗っただけでは、発色が良くない。重ね塗りが前提になっている絵の具だ。実は、日本画の岩絵具も同じ。積層する絵の具だということ。そのため、下地や下絵が重要になる。色を重ねて、狙った発色を出すのは、難易度が高い。経験も必要になる。重ね塗りは、無限の変化と言っても良いぐらい変化に富む。グレーズもそう。簡単に描けるようなものではない。
 タッチを生かすアラプリマは、高度で、非常に難易度が高い。アラプリマの油彩画は、人気が高く、好む人が多い。だが、あまりに高度なため、使いこなせる画家は、限られてしまう。例えば、ゴッホだが、ゴッホの作品のタッチには、一筆たりとも迷いがない。こんな作品は、そうそう、描けるものではない。この筆致に付いては、日本の水墨画も参考になると思う。
 筆、油彩画の筆は、豚毛の筆が、定番だったが、今では、ナイロン筆を使う人が多くなっている。良質の天然の毛は、非常に高価。そこで、出てきたのがナイロン筆だが、これが、思いの他、使い勝手が良い。値段も手頃なので、初心者には、お勧めだ。硬さが良いのだ。豚毛の筆程は、硬くないので、絵の具にオイルを混ぜて粘度を調節して使うのに向く。

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