mixiユーザー(id:8077411)

2025年12月06日15:23

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短歌

三年を言い訳みたいにだきしめて追いつくための靴をならした #短歌



アンダースロー球の潜ったその先に黙ったままの君の計算 #短歌



朝やける窓の余白にためいきがまだここにいてと影だけが言う #短歌



ドブの水飲むとか言って笑うけどそんなところで強さ測るな #短歌



付箋紙の端で止まった呼び名だけいまもあなたの声のたましい #短歌



功がでて窓際ノートに丸つける きょうの私をたまごの殻で #短歌



手の甲に触れた日ざしのぬくさだけベンチのすきま埋めて座った #短歌



カイジやんけと言って笑えば手が震えすべての選択まだ裏がある 短歌



液体のきみをすくえず掌を伏せてひび割れひとつ名だけ残る #短歌



鬼ハードモードに入るまえぶれの針のようなる息をそろえて 短歌



呼び戻す気配のような白い朝 生前のそれ今はもういい #短歌



渡されるぬくもりまでは揺らがずにひとつつぎへの白いひと皿 #短歌



褒めすぎたパーカーと返す夕まぐれ あいまいな線 指でこすって #短歌



髪を切る音だけ続く昼下がり整わぬままの心置いてく #短歌



漫画とかで見たやつだって言うたびに胸の奥から線が走って #短歌



いちどだけ燃えきる前の花を抱き指先だけが季節を拒む #短歌



肉冷やしつめたき皿におとす息 くるりと夜がまぶたを撫でる #短歌



サークルのゆがみ抱えたまま残るあの日の地面踏みしめている #短歌



たしかにねだれかの影がずれたまま交差点には名もなき歩幅 #短歌



点検の札がはためく朝の駅 なくなる前に君を呼び止める #短歌




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