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2025年08月15日16:39

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理解できないことだらけ

 8月15日(金)、敗戦記念日。
 1941年の開戦前、首相直属の研究機関「総力戦研究所」が、もし米英と戦えばというテーマでシミュレーションした結果を上申した。
「当初は勝利するものの国力は数年で尽きて負ける」というのが結論だったが、東条内閣は戦争に踏み切った。
 先週今週と朝日新聞ではこのエピソードを今日の朝刊も含めて2度紹介していた。
 私が横綱大の里関と15番の勝負に挑むようなものか。最初の取り組みは隠し持った匕首で目を突くという奇襲作戦で勝つことができたが、その後、怒り心頭の大の里からこてんぱんにやっつけられて15回目で最悪の死に至るってところだ。
 昨日深夜、高見順の日記、8月15日16日分を読んだ。
 軍隊ではなにかあると殴る、という話が紹介されていて、広陵高校の出場辞退と重なった。戦争を賛美するひとたちはこのような世界でも稀な日本軍の伝統と規律が好きなんだろうな。また、玉音放送を聞きながら「どうして天皇陛下はもっと早い時期に降伏宣言をしなかったのか」などと奥様と話していたそうだ。少なくともポツダム宣言を受諾した時点で(7月26日)戦争放棄をしたなら原爆が落とされなかった可能性が大だ。天皇の戦争責任云々は置いておくも、今日のような日には、天皇も総理も「哀悼の誠」などという意味不明な省略語で過去の黒歴史を水に流すような真似をしちゃだめで、「哀悼の意を誠実に熟慮した上で犠牲者にたむけたいと存じます」と言うのが誠では(苦笑)? 選挙のスローガンで「いのちを守る、暮らしを守る」と右も左もわめいているが、理解力の悪い私には哀悼の誠もいのちを守るも意味が理解できない。

 7月末から庭のトウガラシ畑は段々と不作の様相を呈しだした。毎日白い花が何十輪と開いていたのに、この2週間は花がついていない。ということは実をつけないわけで、例年の半分以下の収穫量になりそう。日影に置いていたシクラメンは越夏がかなわなくなって、完全に枯れてしまった。
 宮沢賢治のノートでは「サムサノナツハオロオロアルキ」だったが、米作り農家にあっては「猛暑ノナツハオロオロアルキ」で、今年の米が不作にならないことを願うだけだ。
 今日で休暇は終わった。
 明日、どーんと校正が戻って来る。A5判2段組800ページ。
 秋が深まる頃まで向きあうことになる。
 この5カ月、だらしない暮らしを送っていて、懶惰だった。
 不安は募る。集中力と緊張感を持てるだろうか。
 そもそもこのふたつの能力が乏しいADHDだ。
 そんな中、パソコンが暑気あたりでもしたのか、一部の機能に狂いが生じている。
 今日でふたたび日記を中断することになる、と思う。
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