mixiユーザー(id:8077411)

2025年06月30日18:54

12 view

短歌

丁の使い方から教わって「ひとであること」やりなおしてる #短歌



ひとひらの嫁影がやわらぐ声になり未解決事件のような夏 #短歌



魂に順番はなくうまれなおす きみの着る服ぜんぶやさしい #短歌



なくしたいものから光がこぼれ出す 少女は昼の裏を歩いてる #短歌



「死が死んでるのが怖い」と言った きみがとおくて夏野かひらいた #短歌



壁ごしの羽音がきみの不在に似ている夜は煮るよ やさしく #短歌



熱のあと窓に貼りつく足の群れ みんなが水に名前を落とす #短歌



さわられた気がした夜の洗面器 来た人がだれかまだわからない #短歌



ひかりにも住所があってみんなみんな薄皮の順に隣になる夜 #短歌



ほら1秒だけでぜんぶきれいだった プールの底で葬式してる #短歌



入力中(あなたがあなたである時間)に遠のくの草がひらり濡れてる #短歌



くさりきるまでが花です きみのログイン状態がずっと「離席」 #短歌



だれも見てない葉のうらで鳴っていた青いままの変声期 #短歌


日だまりのような手つきでぬられてく パンはすこしの焦げと秘密を #短歌



フォロー外して花畑までワープして地獄の仕様で咲き乱れよう #短歌



しずかなる順番待ちの呼び名たち わたしはまだ呼ばれないまま #短歌



まばたきの奥の吊革ゆれながらだれもが少しずつほどけてく #短歌



化身でも分身でもなく受講中 子のうしろすがたが他人である日#短歌



あの娘からこの娘へと渡される未申請事項音声のみで #短歌



訊かれる前に答えは浮いていて感情には既に番号がある #短歌




★




0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年06月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

最近の日記

もっと見る