深緑野分「スタッフロール」文藝春秋
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戦後ハリウッドの映画界でもがき、爪痕を残そうと奮闘した特殊造形師・マチルダ。
脚光を浴びながら、自身の才能を信じ切れず葛藤する、現代ロンドンのCGクリエイター・ヴィヴィアン。
CGの嵐が吹き荒れるなか、映画に魅せられた2人の魂が、時を越えて共鳴する。
特殊効果の“魔法”によって、“夢”を生み出すことに人生を賭した2人の女性クリエイター。
その愛と真実の物語。
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これは面白かったです。
1950年代から1970年代にかけての特殊造形の世界を描く前半、2010年代のロンドンのCGスタジオを舞台にした後半。
主人公が交代するのはちょっと混乱しますが、いわゆる特殊効果から、SFX、VFXの世界を描いて特撮映画好きにはたまりません。
前半と後半の主人公が一緒に映画を見るラストには思わず涙。
参考文献の詳細さが作者の特撮愛を物語っています。
本作、今月5日に文庫版が出ましたので特撮映画好きには強くお勧めします。
文庫版あとがきは「ゴジラ-1.0」へのVFX愛が炸裂していました。
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