保護主義VSグローバリズム
自由主義社会の中で、グローバリズムが勢いを増し、経済的な無国境化が進んでいた。大企業にとっては、都合の良い社会であり、世界となりつつあったのだが、人間万事塞翁が馬は、世界にも当てはまる。行き過ぎたグローバリズムが、社会を破壊し始めた。ヨーロッパは、国境が無くなり、大きな経済圏が出来上がったが、国境が無くなるということは、関税も無くなるということだ。人も物も自由に行き来ができる。これを、世界的に広めていこうというのが、グローバリズムだ。それに対して、関税を重視するトランプは、反グローバリズムということになる。保護主義だ。国益を重視する政策を取る。グローバリズムは、一見良さげに見えるかもしれない。だが、その裏には、大企業の思惑が隠れていることを忘れてはいけない。安い労働力を得る。輸出する場合も、関税がかからない、これは、企業にとっては、非常に都合が良い。だが、一方、国は、不法移民で溢れ、治安が悪くなり、麻薬が蔓延、バイデン政権がグローバリズムを推し進めた結果、アメリカは、ボロボロになりつつあった。ヨーロッパも同じで、テロや犯罪が激増して、収集がつかなくなりつつある。グローバリズム国家には、富を求めて、貧しい国から、人が大量に移動してくる側面がある。そんな移民を安い労働力として使おうと企業は企むが、貧富の差が、広がるばかりであり、貧民は、貧民のまま、一部の富める者が、ますます富むだけの社会になっていく。お分かりだろうか、保護主義のトランプを、労働者階級の人々が支持する理由がここにある。グローバリズムは、労働者にとって、決してプラスになる訳ではない、ということだ。貧民を定着させ、中間層を疲弊させていく。そして、一部の富裕層が、ぶくぶくと肥太っていく。富が一部に集中するようになる。社会が、どうなろうと知ったこっちゃない。治安が悪くなろうが、人が苦しもうが、知ったことではない。自分達が、儲けられればそれで良い。グローバリズムは、そういう社会を作っていった。一般の市民にとって、グローバリズムに、いったい何のメリットがあるのか、生活が苦しくなるだけではないか、と、アメリカ国民は気づいたのだ。戦争も起こる。戦争が起これば軍需産業が潤う。平和よりも、儲けが優先する。ウクライナ紛争でも、戦争を継続させたい勢力が存在する。その方が儲かるからだ。大量の武器が使われる。その武器は只ではない。大量の税金が投入されている。経済的には、平和な世界の方が、良いに決まっている。それでも、世界では、時々戦争特需が起こっている。紛争地は、生贄にされ、平和な近隣国が儲ける仕組みになっている。だが、その紛争も、他国に広がっていけば、結果は、悲惨なものだ。それが、世界大戦だ。グローバリズムで儲けようとするのも、副作用がつきまとい、紛争で儲けようとするのも、危険過ぎる。何事も行き過ぎれば、破綻する。グローバリズムは、行き詰まってしまったのだ。その揺り戻しとして保護主義が台頭してきている。それが、現状。グローバリズムにブレーキをかけて、世界を修正していくことになる。
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