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2024年01月29日19:29

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ペットボトルの水、べちゃっとふやけたごはん、汚らしい大阪弁

 昨夜は寝る直前まで千早茜のエッセイ集『わるい食べもの』を読んでいた。主に食べものにまつわるエッセイで、自分の特異性をいささか強調するきらいのある痛快な論が披瀝されていた。敢えて痛快という言葉で括ったのは、たとえば炊飯器の(開け閉めによる)一部分もべちゃメシが死ぬほど嫌いとか、給食時に聞こえてくるくちゃくちゃという咀嚼音は耐えがたいなど、あまり口にしてはいけない内容で論陣を張っているのである。自分としては同意するくだりが多かった。
 中国産のウナギやアサリのむき身であろうと有り難がって食べるくらいに、私は食材に対して無頓着だ。が、神経質な一面も当然ながらあって(誰でもそうだろう)、水とか空気はできるだけ清浄なのがいいな、と思っている。
 10日くらい前、ペットボトルの水が想定以上にマイクロプラスティック粒が多く含まれていた、というニュースがあった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f675584876ab0d90928e594fb258b1a5a6c78c1?page=1
<最新技術を使ってボトル入り飲料水1リットルのサンプルを分析。その結果、長さわずか50〜100ナノメートル(ウイルスの幅とほぼ同じ)のプラスチックの微粒子を、1リットルあたり25万個近く発見したのです。これは、過去に発表された推定値の約10〜100倍にあたる数値です。>
 やっぱりな。弾性のあるペットボトル容器だ。殺菌消毒をしたりトラック輸送したりしているうちにプラスチックが水に溶け出すのではないか、と思っていた。これは缶詰に対しても疑問を抱いてきたのだが、缶の内部で経年変化によって無機有機の有害物質が溶け出していくイメージが自分にはある。だから食べない、というワケでもないのだが、あくまで自分的には保存食扱いで、出来ることなら頻繁な活用は避けたい。
 が、科学的根拠なんてないし、調べあげる気もない。
 べちゃべちゃメシを口にしたくない、ラーメンはすすらない、ごぼうが好き、食べもの同士がまざり合ってる状態が苦手等々、千早さんの自己主張には独特の棘があって、その8割くらいは自分に当てはまっていた。
 28日日曜日。朝は教育テレビの「日曜美術館」から1週間が始まる。河井�郤]困瞭箪犬世辰拭�生涯一陶工”として独自の造形を生み出し、没後は自らが建てた家が「河井�郤]叉�念館」となって、半世紀にわたって家族の手で大切に守られていた。造詣が独特の陶芸作品が次々と紹介され、記念館の建物や展示物をカメラが追う。
 ふたつ、考えるところがあった。
 ひとつは河井の家(記念館)の床で、床材は大きさが不揃い、さらに面積が小さな箇所は縦目が原則なのに、小さな部材を横向きで多数集めて使うという「朝鮮張り」。マンションにしても一軒家にしても、こんな床張りなんて1960年以降、あり得ない。
 あちらこちらに変色や劣化が見られる床が芸術に見えた。
 もうひとつは、河井寛次郎の孫、ひ孫たち記念館運営者が揃いも揃って綺麗な言葉遣いだったことだ。記念館は京都の東山五条にある。京都のど真ん中だ。
 今日発売の「週刊現代」、その新聞広告に「大阪ぎらい」という特集がある。小見出しで、京都から嫌われ神戸から嫌われ、とあった。大阪と一緒にしてくれるな、と。
 千早茜さん風に好き勝手言うと、これはホンネもホンネで、ヤンキーのような聞くも恥ずかしい大阪弁が、(私に限っては)東京人以上に嫌いなのだ。いま性暴力で話題のお笑い芸人(いまだテレビに出ている片割れは相方より女癖が悪いとの噂だった)とか維新の議員が汚い大阪弁の代表格で、他方、京都の雅な住人とか神戸芦屋西宮の一般市民は、アクセントこそべたな関西弁だが、ひとをおちょくったり怒鳴ったりする際に使う乱暴なフレーズはほぼほぼ使わない。
 河井一族の、美意識を大切にする姿勢を見ていて、今週一週間も頑張ろうなどと思った。何を頑張るのかようわからへんけど(笑)。

 1月29日月曜日。
 朝刊の社会面に「群馬の森、朝鮮人追悼碑撤去の代執行」が出ていて、しまったと思った。先週、市民グループのひとりからccでこの件を伝えるメールが届き、それを読んだすぐあと、現地までの電車と高崎からのバス便を調べた。が、その後いろいろな作業に埋没してしまい、すっかり忘れてしまった。
 せめてあと10日先であれば……。
 年頭、”思いついたが吉日”で面倒がらずやってみよう、と思っていたが、早くもこの積極性と自恃が消えている。
 今日はブックオフ月イチの日で、500円以上の買い物で300円引きになる。朝10時、クルマで少し大きいブックオフへ行って、割引き適用にて古本を購入。
 桐島聡もこのブックオフ(藤沢駅から徒歩25分くらい)を利用していたのかな、などと想像。行きつけの居酒屋(?)もあったそうなので、自分の過去を忘れて楽しい時間もあったに違いない。そう想って、私は逃亡犯でもないのに自分を慰めるようなベクトルで彼を偲んだ。
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