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2022年07月26日20:40

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嬉しいメール、肉離れ、加藤智大

 昨日の朝、意外なメールが届いていた。ライブをカフェの外にて立ち聞きしていたら演奏が終わるなりそのミュージシャンが出て来たので、しばし立ち話をしたのだが、その彼からメールをもらったのだった。これが42歳の男ではなく42歳の女性であったら(たとえば現在42差の仲間由紀恵)、と思わないでもないが、それでも嬉しいことは嬉しい。
 早々に返信をしたのだが、今日もまた朝の8時半に送信された返信メールを受け取った。8月にふたたび鎌倉でライブをする機会があるとのことなので、万難を排して見に行きたい。CDを買う約束をしたので、当日、持参してくれるだろう。甲府に向かうクルマの中で、まずは彼の歌を聴くことにしよう。楽しみが一つ、加わった。
 
 昨日、炎天下のなかで慣れない植栽なんかしたものだから、どうやら脱水症状に陥った結果、ふくらはぎの肉離れを起こした。今朝になっても痛みが退くどころか、さらに痛みが増してしまい、片足を真っ直ぐにしないと歩けないようになった。ネット情報によると、こういう時は外科へ行くか、自分でRice療法をするしかない、とのこと。Rest(安静) ...
Ice(冷却) ...
Compression(圧迫) ...
Elevation(挙上)
 冷感湿布をふくらはぎにぺたっとくっつけ、足首用サポーターを持っているのでそれを上から回して、とりあえずあまり歩かないようにいている。専門医に診てもらったところで大した違いはないと思われる。
 生まれて初めて脚を痛めたことで、また一つ自信を失った。

 秋葉原事件の加藤智大が死刑、とのニュース。加藤についてはいまや押しも押されもせぬ第一級の政治学者中島岳志が書いた『秋葉原事件〜加藤智大の軌跡』が詳しい。新聞や雑誌でもずいぶんと報道されて多くの日本人が知っていることだが、自分が醜男で、非正規労働者で、結婚しようにも相手の女性に申し訳ないような引っ込み思案で、ときどき感情が抑えられなくなってネット掲示板にホンネを吐露するようになって、しかしながらディスられまくられ、そんな中で助けてくれそうな女性も現れ、「私は愛が欲しい訳でも愛して欲しい訳でもないのです。精一杯誰かを愛したい」なんて書いちゃったらそのコから「今の彼氏は大卒の超真面目なリーマンと付き合ってる。主(加藤のこと)にもきっと良い相手が出来ると思うよ」とつれないレスが付き、やっぱ学歴がないとダメかと落ち込み、2ちゃんねる住民から馬鹿にされ、とうとう秋葉原へ行って人を大量に殺してやるなんて書き込み、誰からも反応なく、とうとうやっちゃった、というのが「加藤智大事件」のあらましである。
 どうしてまたこれほどに自棄的な行動、残忍なる犯罪を起こしたのか、わからなくもないのだが、事件後、加藤智大は2ちゃんねるをはじめとするネット世論で「トリックスター」扱いになっていた。私はまったくこの界隈を逍遥することがなかったものの、それでも加藤を讃えるコメントを何十となく読むはめになった。
 加藤のような犯罪者と似た事例はいくつかある。たとえば相模原の障がい社施設やまゆり園に押し入って大量殺人を犯した植松聖だ。この男についてもネット界隈では障がい者無用論が上から目線で語られ、そこにネトウヨが加わっていつのまにやらアベ賛辞になっていたりで、ディストピア・ワールドを見せつけられた気分になった。
 で、ここからが本題なのだが、加藤にしても植松にしても、もし参院選に立候補することが出来たとしたら、案外と当選する可能性があるかもしれない、と思うのだ。
 先日の参院選で、社民党はN党や参政党より比例区の票が少なかった。悪ふざけが売りのカタカナ名候補が当選したり、情報源はTwitterとYouTubeだけというネット民が愛国&反ワクチンの党に集結して当選者を出した。
 私は過剰な競争と差別と格差を生む資本主義が嫌いで仕方ないのだが、その谷間で悩み苦しむネット民を上手く利用するニッチ政党が憎い。そして、第2第3の加藤や植松を産み出していくだろう社会的な風潮が耐え難い。
 しかしこの流れに棹挿す抵抗勢力はサヨクも含めて皆無だと思ってる。
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