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2021年12月27日10:50

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不思議なアニメ、オッドタクシー

不思議なアニメ、オッドタクシー
 このアニメに登場するキャラは、全て動物。動物キャラのアニメは不思議ではないのだが、何やら違和感が薄っすらと漂っている。主人公は、タクシー運転手で、オットセイだ。不眠症に悩まされていて、通院しており、病院の先生がゴリラで、主治医であると共に友達でもある。その病院には、訳ありの28歳の看護師がいた。友人が猿。一見、ほんわか動物擬人化アニメ、のようにも思えるが、きな臭いフラグがチラチラと立つ。物語は、女子高生失踪事件から始まる。主人公のタクシー運転手は、女子高生失踪事件に関わっているのではないか、と疑われている。タクシー運転手が女子高生をタクシーに乗せており、その後失踪。実際に、タクシー運転手のオットセイの家には、誰かが同居していて、押し入れにいるようなのだ。この女子高生失踪事件が、物語の核となっていて、この事件を中心に物語は進む。そして、ラストでその真相が明かされる仕組み。意外にも、ストーリーは、ミステリー。謎が仕掛けられているので、どうなるのか気になって、次を見てしまう。物語の枝葉の部分になるが、M-1を目指す漫才師が登場する。漫才コンビのダイアンが声を当てていて、ストーリーの核心部分とは、直接関係がない。どうも作者がお笑い好きのようなのだ。それも、ダウンタウン世代のマニアで、ダウンタウン至上主義のよう。声優としてダイアンを選ぶところがマニアックだ。そこで、作者のお笑い好きに敬意を評して、吉本の養成所ネタを紹介。
 2021年のM-1王者の錦鯉のツッコミの渡辺(向かって右側)も、ダウンタウンに憧れて吉本の養成所に入ったそうだが、いきなり、お前達(生徒)は、ダウンタウンになれない、と言われて詐欺だと思ったと語っていた。当時は、ダウンタウンに影響された新人漫才師まみれだったよう。養成所の先生の言葉の意味は、劣化版のダウンタウンは、いらない、ということだろう。ダウンタウンの真似をしても、ダウンタウンにはなれないよ、という意味だ。吉本の養成所は、昔は、優秀な順に、Aクラス Bクラス Cクラスと能力によってクラス分けされていたそうだ。もちろんAクラスがもっとも優秀、Cクラスは、カス扱い。ところが、このクラス分けが、当てにならないことが後に判明。今年のM-1ファイナリスト、ベスト3に入ったオズワルドは、何とCクラス出身。養成所では、カスだったのだ。よくよく考えてみると、個性が強くて、癖が強くて、扱い難い生徒をCクラスに入れていたのではないかと思われる。今では、そのような能力によるクラス分けはしていないそう。チキチキペッパーのナダルがCクラスだったようで、性格がクラス分けの判断基準だった可能性もある。ちなみに、千鳥はどうだったかというと、千鳥の大吾は、養成所の面接の時に、面接官に向かって、お前ら、俺よりおもろいんか、と喧嘩を売って、養成所を落とされたそうだ。養成所は、金さえ払えば誰でも入れたので、落とされたというのは前代未聞だとか。やはり、性格や態度によってクラス分けがされていた疑惑が濃厚ではないかと思われる。養成所に入れなかった千鳥は、笑い飯に漫才を教えてもらっていたそう。英才教育じゃないか。かまいたちの山内もCクラス。和牛とジャルジャルがBクラス。もう、能力ではなく、性格によるクラス分けとしか思えない。それは、それで面白いが。ちなみに、養成所の一期生になるダウンタウンは、どうだったかというと、とんでもない問題児だったそう。
 で、アニメ、オッドタクシーだが、最後まで見ると、全ての謎が明らかとなって、結果、なかなか面白かった、という感想になる。途中で止めると、何のことか分からないままになるので一気に見ることをお勧めする。
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