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2020年12月24日10:57

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2020年 M-1は、変

2020年のM-1
 2020年は、M-1の大会そのものが変だった。その原因となったのが、おいでやすこがだ。見取り図は、相変わらずの切れ味の漫才で面白い。若手の中では、頭一つ抜けている存在だろう。問題は、おいでやすこがだ。ピン芸人の2人が組んでユニットを結成しM-1に挑戦してきた。ピン芸人の大会のR-1が出場資格を改定し、出られなくなった2人が舞台をM-1に変えて出場。おいでやすは、M-1出場前から、M-1絡みで大阪のテレビでいじりまくられていた。おいでやすは、M-1を引っ掻き回すだろうと、芸人達は期待していたようで、おいでやすの十八番の大声でのツッコミをやたらと引き出そうとしていた。これが、M-1の決勝でも炸裂。おいでやすの無駄に大きな声のツッコミで会場の雰囲気が一変。大きな声なのに、声が綺麗に通る。これも芸だ。今年は、M-1に限らず、テレビ界、世間も、コロナで鬱な状態が続いていた。そこに、おいでやすの、無駄にでかい声が響く。一瞬、鬱な気分が吹っ飛ぶような気になってしまう。まあ、気のせいなのだが。おいでやすこがは、爆笑をさらい一気にショーレースのトップに躍り出た。次に登場したのが、飛び道具のマヂカルラブリーだ。おいでやすの後だったのがラッキーだった。おいでやすこがが露払いをした格好だ。おいでやすが、会場の雰囲気を変えてしまっていた。その雰囲気にマヂカルラブリーは、ドンピシャにハマった。見取り図、おいでやすこが、マヂカルラブリーの三連チャンの破壊力は凄まじかった。他の漫才が破壊されてしまった。見取り図に力があることは分かっていて、マヂカルラブリーが飛び道具で来るのも想定内、ただ、おいでやすこがが、どうなるのかが分からない。その、おいでやすこがが、大いに受けた時点で、今年のM-1の傾向は決定してしまったのだろう。おそらく、あのままだと、おいでやすこがが優勝していただろうが、何と、マヂカルラブリーが3組の最終決戦で、おいでやすこがの上を行ってしまった。まさかの逆転劇。マヂカルラブリーは、とっておきのションベンネタを最後に持ってきた。そんな中で、2票を獲得した見取り図は、大したものだ。飛び道具相手に奮戦し見劣りしなかったのだ。ショーレースなので、目立つ者がやはり評価されるが、他のコンビのネタも面白く、これからどんどん伸びて行くと思う。
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