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2020年10月29日10:24

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アニメ化で成功した作品

アニメ化で成功した作品
 近頃のアニメは、人気漫画をアニメ化するばかりではなく、ラノベ(ライトノベル)という小説を漫画化、そしてアニメ化する場合も増えている。涼宮ハルヒシリーズは、漫画ではなく小説が原作だ、転生したらスライムだったもそう、このすば(この素晴らしい世界に祝福を)もそう。知らない人にとっては、原作が、小説か漫画かも区別がつかないかもしれない。ただ、ここには、厄介な問題もあって、小説を漫画化やアニメ化、つまり、映像化する場合に、キャラデザインをしなくてはいけない。人気のイラストレーターが行う場合も多いようだが、同じイラストレーターが描くため、絵に個性がなくなってしまうのだ。それで埋没してしまったアニメも多いのではないだろうか。もう1つ困った問題が、女の子の可愛さに特化したようなアニメを作ってしまうこと。そういうものを求めるファンもいるだろうが、それでは、ファンを限定してしまう。大ヒットには繋がり難いのだ。美少女キャラが出てきても問題はないのだが、それを強調するような描き方が鬱陶しいのだ。ラノベが原作の幼女戦記のヒロイン、ターニャは、確かに見かけは可愛い、だが、中身はおっさんなので、可愛子ぶりっ子が気持ち悪いのか、ついつい性格の悪そうな薄ら笑いが出てしまう。鬼滅の刄のネズコが小さくなって逃げ回るシーンも可愛いが、ストーリー的に、ことさら可愛さを強調するようなシーンではない。反撃しないで逃げ回ることで、ネズコが危険な鬼ではないと判断され、次のストーリーへと繋がるようになっている。個性のない可愛いだけのキャラや、それをことさら強調する演出、アニメを見て、ゲンナリする原因の1つだ。幼女戦記のターニャをサポートする副官のヴィーシャもイラスト段階や漫画段階では、美少女として描かれていたそうだ。それが、アニメになるとムーミンになった。というのも、キャラ付けとして、食いしん坊、やり手、という要素があって、ただの美少女では弱過ぎるのだ。食いしん坊のやり手ババアの要素があるわけだ。その上に、兵士としてもかなり強い、という要素も加わる。さらに、おっとりした見かけによらずギャンブルがめっちゃ強い、というギャップもある。個性は強いが、あくまでもターニャをサポートするサブに徹するわけで、ムーミンのような顔が、ぴったりとハマってしまう。名脇役というところだろう。ラノベ系の作品をアニメ化する場合、成功するかしないかの要素の1つとして、キャラデザインが大きいように思う。どこかで見たことがあるような絵柄では、やはり弱い。逆に、漫画では、絵の個性が強過ぎて、アニメ化が難しい場合もあるようだ。ワンパンマンの原作もそうだろう。ONEの描くワンパンマンの原作を、絵柄そのままにアニメ化するとギャグ漫画になってしまう。村田版のリメイクで、原作が、随分アニメ化しやすくなったのではないだろうか。リメイク版には、原作の絵柄をそのまま使った場面もあって、原作を知っているファンにしてみたら、それも面白いのだ。ワンパンマンの場合は、村田雄介という漫画界屈指の画力を持つ漫画家がリメイクを担当したため、アニメ化もスムーズに行った面があるかもしれない。ただ、村田雄介の画力が半端ないため、逆にアニメーターは、大変なようだ。アニメ化で、大ヒットに繋がった作品には、進撃の巨人と鬼滅の刄があるだろう。この2つの作品は、原作が漫画だが、絵に問題があった。絵の個性が強過ぎて、アニメ化が難しい。ONEの漫画をそのままアニメ化した、モブサイコ100%もそうだが、このように、元々アニメ絵ではない個性的な漫画をアニメ化する場合、アニメーターには高い技量が必要になる。原作の雰囲気を残しつつ、アニメとして成り立つキャラにデザインする。これに成功したのが、進撃の巨人と鬼滅の刄だろう。どちらもアニメ制作会社が素晴らしい仕事をしている。鬼滅の刄のアニメが発表されると、真っ先にそのアニメとしてのクオリティの高さが話題になっていた。アニメファンが感嘆する程の出来だったわけだ。アニメとしての完成度が非常に高い。これが大人の一般の人達も惹きつけた要素の1つだろうと思う。大ヒットするアニメには、それなりの理由があるが、いろんな要素が高い次元で融合しないと、大ヒットには繋がらない。鬼滅の刄の大ヒットをコロナのせいで片付けたメディアもあったが、笑ってしまった。頓珍漢もいい加減にして欲しい。
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