mixiユーザー(id:6486105)

2020年07月28日20:15

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嗚咽される

 昼イチ、友人から暑中見舞いが届く。
 ソッコーで返事を書き(手書き)、自転車に乗って(ついでにドーナツでも買うか)などと思いながら郵便局へ。スーパーに寄ってドーナツを買う。
 うちに戻って資料を解読しながら打ち込み再開。中勘助に宛てた手紙の下書きにざっくり目を通したあと、これを打ち込むかどうか迷っていた……。と、家電が鳴った。セールス電話か……?
 と思いながら電話に出てみると、詩人のご長男(75歳)の奥様からだった。4連休中に大長文(原稿用紙換算で12枚くらい?)のお手紙をご長男に書いたので、読まれたのであろう。
 お礼を言われたあと、突然、ご長男が出られた。
 大怪我を負われて四肢が麻痺となり、現在は国立のリハビリ病院に入院、懸命の努力をされている。奥様が私の手紙を持って面会に行き、いま、病室から電話を私にかけているのだろう。
 電話口の向こうで泣いていた。
 私が彼の力になれば。
 彼への励ましになれば。
 彼が私の力になれば。
 私を励ましてくれれば。
「わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です」という宮沢賢治の言葉が不意に出る。事実、詩人はほぼ同世代に属す宮沢賢治が好きだった。
 
 夕方、ぼんやり頭で、ニュースを見るともなく見ていたら……、大連で新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、市民600万人全員のPCR検査をするという。
 テロップで、28日現在298万人が既に検査を受けた、とあった。えええぇっ、発生から3日目で約300万件の検査? 自分が見間違えたのか、と思ってiPhoneでチェックしたら、数字こそ若干違うものの、600万人全員を4日間で検査するのは事実だった。さらに驚くべきことに、北京では1200万人市民全員、検査済みと。
 日本、そして東京のPCR検査数は知らないが、小池の会見を聞いていたら、だいたい一日あたり4千から5千件だ。
 甲府の(不味い)カレー屋を切り盛りしていた大連出身のおばちゃんを懐かしく思い出す。おばちゃんは日本が好きだと言っていたが、大連の医療体制はすごいじゃないか。あなたが今いる甲府はもとより、東京と較べて、たかだかウイルス検査体制ひとつで、東京の200倍以上だぜ。
 そう言えば昨日、マイミクさんのTwitterのリツイートだったか、東大の児玉先生が「東大では一日1万件くらいのPCR検査ができるのに、国が妨害して、やらせてもらえない。京大の山中先生のところだとたぶん一日10万件の検査だってできる!」などと、真偽不明の会見動画を見たのだった。
 大連市内限定で一日100万件、という検査数をこうして偶然見せつけられると、私たちニッポンは能なし国家に陥る寸前、みたいな暗い気分。
 それもこれもぜ〜んぶ安倍のせいである。
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